2017年4月6日、SUBARU新型XVが発表された。
先代XVのデビューが2012年10月なので、およそ4年半ぶりのフルモデルチェンジとなる。東京都江東区豊洲で実施された新型車発表会にて、新生スバルと新型XVをチェックしてきました!
文/写真:編集部
「富士重工」から「SUBARU」へ
この4月にSUBARUはグルーバル社名を「富士重工業」から「SUBARU」へと変更。
今回の新社発表会の冒頭で、吉永泰之社長は「これは【ものづくりの会社】から、【ものをとおした価値を提供する会社】へ進化する決意表明」と述べた。
そうした会社としてのブランド転換は、今回の新型XVにもよく現れている。
ひと言でいえば「パッと見はそれほど変わっていないように見えるが、中身がグッとよくなっている」という、非常にスバルらしいフルモデルチェンジなのだ。
新型XVは「正統」かつ「革新」
新型XVは2.0i-Lアイサイトで全長4465㎜(先代より15㎜長い)、全幅1800㎜(先代より5㎜広い)、全高1550㎜(これは変わらず)、車両重量1420kg(20kg重い)と、やや大きく重くなっている。
そのぶん最高出力は154psと先代より4psパワーアップしており、燃費もJC08モードで16.4km/Lと0.2km/L向上。
価格はほぼ据え置きで(2.0i-Lアイサイトで税込み248.4万円)、X-MODE(スバル独自の4WD電子制御システム)や歩行者保護エアバッグが初搭載と、なかなかにお得な内容。
スバル自慢の「アイサイト(ver.3)」は全車標準装備で、次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用している。
また新型から1.6Lエンジン搭載グレードも設定。こちらはさらにお買い得感が高く(税込み213万8400〜230万400円)、スバルが「主力SUV」と位置づけるだけあって、幅広いニーズに答えてくれている。最低地上高200㎜と悪路走破性能は折り紙付き。
なんといっても注目は、自動車アセスメント(JNCAP)において過去最高得点を獲得したこと。
衝突安全性能評価得点が、これまでの最高得点を超えた車種に与えられる「衝突安全性能評価大賞」を受賞している。ちなみに最高得点の更新は2013年度以来3年ぶりとのこと。これはすごい。
国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施している「自動車アセスメント(JNCAP)」にて、2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞。「安心と愉しさ」を掲げるスバルの本領発揮
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