ともに新世代へ生まれ変わったマツダCX-5とトヨタRAV4。上質な内装と人馬一体の走りを磨いたCX-5に対し、RAV4は高性能HEVと広い荷室、頼れるE-Fourが武器だ。価格の近い4WD車を比べ、どちらが買いなのか考えてみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】人気の新型SUV対決はどちらに軍配が上がるか!? 新型CX-5とRAV4 PHEV&GRスポーツの内外装を写真でじっくり比較!(25枚)画像ギャラリー約430万円の豪華CX-5か、約450万円の万能RAV4か
新型CX-5は330万~430万6500円。対するRAV4は、HEVのアドベンチャーが450万円、Zが490万円、PHEVは600万円からとなる。
価格の近いCX-5「L」4WDとRAV4「アドベンチャー」を比べると、前者が430万6500円、後者が450万円。差額は19万3500円だ。
ボディサイズはCX-5が全長4690×全幅1860×全高1695mm。RAV4アドベンチャーは4620×1880×1680mmとなる。CX-5は70mm長いが20mm幅狭く、日本の駐車場ではわずかながら扱いやすい。
室内の豪華さはCX-5がリード。Lには本革シート、前席シートベンチレーション、後席シートヒーター、15.6インチセンターディスプレイ、12スピーカーのBOSEサウンドを標準装備する。乗り込んだ瞬間の華やかさは、価格が上のRAV4にも負けない。
一方、実用性ではRAV4が強烈だ。荷室容量は749Lで、CX-5の466Lを大きく上回る。キャンプ道具や家族の旅行荷物をたっぷり積むなら、RAV4の四角く使いやすい荷室が頼もしい。
走りの一体感はCX-5、速さと燃費はRAV4!
CX-5は2.5LガソリンエンジンにMハイブリッドと6速ATを組み合わせ、エンジンは178PS、237Nmを発生。モーターの出力は小さいが、自然な加速とドライバーの操作に素直に反応するハンドリングを重視する。
ダンパーの応答性やパワーステアリング制御も磨かれ、ドライバーがクルマの動きをつかみやすい。ワインディングを気持ちよく走りたいなら、やはり人馬一体を掲げるCX-5だ。
ただし動力性能と燃費はRAV4が圧倒する。2.5L HEVはシステム最高出力240psを発揮し、アドベンチャーのWLTCモード燃費は22.9km/L。CX-5の4WDは14.2km/Lだから、年間走行距離が長いほど燃料代に差がつく。
RAV4は全車E-Fourで、前後輪の駆動力配分を100対0から20対80まで制御。TRAILモードとSNOWモードも備え、雪道からアウトドアまで対応する。CX-5も最低地上高205mmと4WD、ブレーキLSDを持つため悪路に弱くはないが、対応できる場面の広さではRAV4が一枚上手だ。
運転する楽しさ、内装の上質感、価格の安さで選ぶならCX-5。燃費、力強さ、荷室、悪天候への対応力を重視するならRAV4だ。ハンドルを握る人が主役のCX-5か、家族のあらゆる予定を引き受けるRAV4か。性格の違いが実に明快な2台だ。
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