4〜6位 総合力では上位に及ばずも個性派揃い
4位は慣熟の域に達したBMW1シリーズ。クラス唯一となる後輪駆動ならではの走りのよさに加えて、BMWの上級モデルに通じる内外装の仕立てのよさも感じさせ、それでいて価格が控えめなところも魅力だ。
ただし、この2台(V40とBMW1シリーズ)の実用性は、ゴルフに大なり小なりおよんでいない。装備面でもゴルフがかなり先を行った印象だ。
5位のプジョー308は、さすがは欧州カーオブザイヤー受賞車らしく、完成度も高く、居住空間や荷室の広さなどゴルフを上回っている部分が多い。さすがは打倒ゴルフを念頭に開発されただけのことはある。
猫足によるしなやかな乗り心地も健在だ。内容的にはもっと上位にしたいところだが、このなかで比べるとやむをえず5位。装備がアップデートされたら脅威となる存在だ。
そして6位はAクラス。メルセデスの場合はBクラスもあるので、Aクラスはスポーティにわりきった印象。
むろん6位といっても、あえて順位をつけると、であることをご理解いただきたく。そのスポーティさがむしろこのクルマの魅力でもある。
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