今やポルシェの旗艦モデルとなったカイエン。そのカイエンが7年ぶりにフルモデルチェンジを受けて3代目となり、ドイツ本国で正式デビューを飾った。さっそく紹介したい。
文:ベストカー編集部
■いつかはほしいカイエン
ボディサイズは全長4918mm、全幅1983mm、全高1696mmと先代モデルと比較して全長で63mm、全幅で25mmアップし、逆に全高は9mm低くなってワイド&ローを強調した印象に。
フロントマスクは直線基調のバンパー、リアではテールランプの造形が現行型パナメーラや718ボクスター&ケイマンと共通のデザインとなった。
パワーユニットはカイエンに340ps/45.9kgmのV6、3Lターボが積まれ、カイエンSには440ps/56.1kgmのV6、2.9Lツインターボという2種類を設定する。
また、リアアクスルステアリング、3チャンバーエアサスなどの新技術のほか、世界初のタングステンコーティングディスクブレーキ、「ポルシェサーフェスコーテッドブレーキ」をオプション設定。
注目は、ベントレーベンテイガやアウディQ7にも採用されたMLBプラットフォームの採用により、カイエンの車重が1985㎏と、先代モデル比で65kg軽量化されている点だ。共用ながらホイールベースは100mm短縮されるなど、ポルシェ独自のものだ。
コメント
コメントの使い方