クリーンディーゼルを中心としたパワートレイン
パワートレインは、クリーンディーゼルを主力に、スポーツモデル専用のガソリンエンジン、そしてPHEV用のガソリンエンジン+モーター仕様の3タイプで構成される。
クリーンディーゼルエンジンは、2.0L直列4気筒ターボとなり、出力が異なる2種類を用意。メインとなる「クーパーD」とその4WD仕様の「クーパーD ALL4」の性能は、最高出力150ps、最大トルク350Nmを発揮。
一方、上級グレードの「クーパーSD ALL4」には、最高出力190ps、最大トルク400Nmのパワフルな仕様が与えられる。
ガソリンエンジンは、ハイパフォーマンスモデル「John Cooper Works」専用となり、最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮する2.0L直列4気筒ターボを搭載。その結果、0-100km加速が5.1秒という俊足を見せる。
MINIファミリー唯一のPHEVも設定。コンパクトな1.5L直列3気筒ターボエンジンに、高出力モーターを組み合わせる。これによりシステム最高出力224ps、最大トルク385Nmの高性能を実現。
またPHEVなので、電気だけで走るのこともでき、航続距離は、53km(WLTCモード)を実現。
充電は、100Vと200Vの普通充電に対応。200V利用時には、約3.5時間で満充電できるので、日常走行は、EV感覚で使える。
トランスミッションは、エンジン車は全て8速ATとなり、PHEVには、6速ATが組み合わされる。
新型MINIファミリーは、BMW製となったモデルからの累計輸入台数が、今年の8月時点で30万台を突破。日本での定番輸入車の一台となっている。
その拡大を後押ししたのが、後席を拡大したSUV「クロスオーバー」とステーションワゴン「クラブマン」だという。
特にクロスオーバーのユーザーは、平均年齢の若いヤングファミリーが多く、アクティブに愛車との生活を楽しんでいるようだ。若い世代に支えられるMINIクロスオーバーは、新型となったことで、再び注目を集めそうだ。
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