グレード構成の見直し
クロスビーは、1L、直3DOHCターボ+モーターのマイルドハイブリッドで、ベースグレードのHYBRID MX、上級グレードのHYBRID MZという2グレードにそれぞれFFと4WDをラインナップしていた。
しかしHYBRID Xは、デュアルカメラブレーキサポートをはじめとする安全装備レスのため、一般ユーザーにとってはほぼ1グレードだった。ちなみに、HYBRID MXはグレード追加を機に受注生産となる。
そのクロスビーに今回の改良で待望の新グレードが追加された。
追加されたのはHYBRID MVというグレードで、MXとMZの間のグレードとして新設されている。
HYBRID MVの特徴は、パーソナルテーブル(後席左右)、シート座面の撥水加工、防汚タイプラゲッジフロア、ステアリングオーディオスイッチといった使い勝手に優れていて、需要の高い装備を充実させていることだ。
つまりHYBRID MVは、クロスビーに新設定された買い得グレードと言えるだろう。上級モデルのHYBRID MZ同様に安全装備も標準装備となるのもポイントだ。
価格はFFが194万8100円、4WDが209万3300円で、HYBRID MXより約14万円高、HYBRID MZより約11万円安い絶妙な価格設定も魅力となるだろう。
そのほかでは、上級グレードのHYBRID MZにラックススェード&レザー調の専用シート表皮(シルバーステッチ)、レザー調ドアトリムクロス(フロント)、ダークグレーパールのインパネ/ドアトリムカラーパネルを採用したブラックインテリアパッケージを新設定。
ブラックインテリアパッケージは、3万8500円のメーカーオプションとなる。
ボディカラーの一新
前述のとおり、今回の改良ではエクステリアデザインに変更はないが、ボディカラーが変更されてリフレッシュされている。
新色として追加されたのは、タフカーキパールメタリックとプレミアムシルバーメタリックの2色だ。人気の2トーン、3トーンのバリエーションも増え、合計13パターンのラインナップとなったのも魅力的だ。
【新たに追加された2トーン、3トーン】
■スピーディブルーメタリックにホワイト2トーンルーフ仕様を追加
■タフカーキパールメタリック(新色)、バーニングレッドパールメタリックにブラック2トーンルーフ仕様を追加
■スーパーブラックパール、キャラバンアイボリーパールメタリックに3トーンコーディネート仕様を追加
遊びをイメージさせるクロスビーだから、ボディカラーの選択肢が増えたことで、選ぶ楽しみも増えたことは大歓迎だ。
今回の改良により直接ライバルとなるダイハツロッキー追撃の準備は整った!!
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