■レクサスUX 11月登場
レクサスUXはレクサスブランドでは最もコンパクトなクロスオーバーSUVだ。ベースはトヨタブランドのC-HRで、ボディサイズはこちらとほぼ同じ。ただ中身はかなり異なり、ハイクオリティなつくりと走りのポテンシャルの高さを誇る。
搭載するパワーユニットはC-HRが1.2Lターボ&1.8Lハイブリッドなのに対し、UXは新開発の2L直噴NAと同ハイブリッドとなる。
これまでトヨタは2Lハイブリッドは持っておらず、こちらが第1弾となる。今後はNA、ハイブリッドとも従来の1.8Lに代わり、この2Lエンジンが中心パワーユニットとなる見込み。
NAはFFと4WD、2LハイブリッドはFFのみから販売をスタートさせる。
■ダイハツ新型SUV(ビーゴの後継モデル)12月登場
ダイハツはビーゴの後継モデルにあたる新型ベーシックコンパクトSUVを開発中で、今年末にも投入する見通しとなっている。
スズキのクロスビーに対抗するモデルで、ボディサイズもクロスビーと同程度で仕立てられる。
エクステリアデザインは直線と曲面を融合させたキュートなボディシェルを採用。
搭載するパワーユニットは3気筒1Lターボで駆動方式はFFと4WDでどちらもCVTとの組み合わせとなる。
ダイハツブランドのほかにもトヨタへもOEM供給する予定で、同時の発売となる(車名はまだ不明)。
車両本体価格は175万~215万円程度に設定する。
安全パッケージの「スマートアシスト3」は自動ブレーキの停止速度を速めるなどさらに進化させて標準装備する。
■ホンダインサイト 12月登場
昨年秋に実施された販売店向け2018年投入の新型車説明会で、ホンダは「2018年冬に、シビックセダンベースのハイブリッド専用モデルを発売する」と、全国の販売店首脳を前に明言している。
2018年1月に開催したデトロイトショーではプロトタイプを発表。北米では今夏に発売する、と公表された。
4ドアファストバックセダンのボディシェルで、搭載するパワーユニットは新開発1.5L&2モーター&リチウムイオンバッテリーの組み合わせとなる。
従来ホンダは1.5L仕様のハイブリッド車には1モーター2クラッチ方式を採用してきたが、新型ではこれをトヨタと同じ2モーターシステムに切り替える。より低燃費で高性能の両立を高次元で実現させる狙いがある。
ネーミングは、かつて存在した「インサイト」を日本でも採用すると言われているが、日本市場ではこれまで「インサイト」という車名ではあまり成功しておらず、生産中止した経緯があることから、別の呼称が与えられる可能性がある。
(※このほか今年7月には新型ジムニーが登場予定だが、新型ジムニー情報はこちらの特集記事を参照されたい)
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