■コペンGR 追加 2019年秋登場
ダイハツの軽オープンスポーツ、コペンをベースとしたGRモデルについて、さらなる詳報を掴んだ。
企画当初はワイドフェンダー化による小型車登録として、エンジンは直列3気筒1Lターボ搭載といった動きもあったようだが、販売価格を250万円以下に抑える、という開発コンセプトに基づいて、変更点を最小限に止める方針となったようだ。
同時に燃費の低下を抑えるためにも、外観デザインの大幅な変更は抑え、前後バンパー、フロントグリルデザインの変更程度にとどめられることとなった このためタイヤサイズの変更もなく、基準車コペンの165/50R16を採用する。GRコペンのベースとなるのはMOMOステアリング、レカロシート、BBSホイールを装着する「S」グレードとなる。シート表皮などはGRブランド統一のデザインイメージを踏襲することになる。登場は来年、2019年11月の計画。
エンジンに関しては大きな変更はなく、直3、660ccターボをそのまま搭載。今回のモデルはあくまでも「GR」なので、エンジン変更まで含めた大がかりなチューニングは「GRMN」モデルに期待したい。
■ヴィッツ改めヤリス フルモデルチェンジ 2019年冬登場
次期型ヴィッツは欧州仕様と同じ「ヤリス」に名称を変更し、2019年12月に登場する。最大のポイントは、新時代のTNGAプラットフォームを採用することで操安性能が格段に進化すること(5ナンバーサイズのTNGAはこの新型ヤリスが初となる)。高い衝突安全性能や走行性能の向上が見込めるTNGAを、小さいサイズかつ居住性を損なわないパッケージングで達成するのは大変難しい課題だが、世界戦略車としてそのすべてを高い次元で成立させる。
また、翌2020年にはWRC参戦モデルのイメージを踏襲するワイドフェンダー、1.6L、直3ターボ搭載のGRモデルも登場予定。こちらも楽しみに待ちたい。
コメント
コメントの使い方