スバル新型BRZ正式発表 9年ぶり刷新で性能大幅向上!!


 2021年7月29日午前11時、スバルは新型BRZを正式に発表した。全国のスバル販売店で本日10時から正式に予約システムがオープンして、予約受付開始となる。デリバリー開始(実質的な「発売日」)は8月下旬からとなる。

 この発表により、新型BRZの正式価格と月販目標台数が公開されたことになる。スバルディーラーではすでに事前仮予約という形で見込み客に声掛けを行っており、販売店に話を聞くと「お待ちいただいたお客様からは大変好評をいただいております」とのこと。お盆により生産ラインが休みになるため、納車開始はMTのほうがやや早い。以下、詳細をスペックとともにお伝えしたい。

 なお今回、兄弟車であるトヨタGR86(新型86)は発表されておらず、こちらは秋以降となるもよう。

文/ベストカーWeb編集部
写真/池之平昌信、SUBARU

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■新価格は308万円(税込)から!!

 スバル新型BRZが発表された。先代モデルの2.0Lから2.4Lに排気量を拡大したエンジンと、AT車に標準装備される「アイサイト」を中心とした安全装備の進化となる。

新型BRZ。発表前に、一部メディア向けに試乗会が実施された。走行性能は大幅にアップ

 新開発の2.4L水平対向エンジンは「価格増や重量増を考えて、あえてターボ化しなかった」(開発責任者)というとおりNA、純ガソリン仕様のみでの発表となる。エンジンルームを見るかぎり、重心を下げるためギリギリまで詰め込まれており、今後の進化で(公式から)ターボ化やハイブリッド化は難しそう。

 先代型よりも吸排気性能の強化とフリクション低減が図られ、トルクを向上。レスポンスも早くなっており、コントロール性も大幅に増している。車両重量は、1260kg(R)と1270kg(S)で、AT車だとそれぞれ20㎏増となる。

価格一覧。308万~323万2000円となる
写真左がトヨタGR86、右がBRZ。エンブレム以外の違いを見分けるのは難しい

■安全装備も大幅アップで価格アップは抑えめ

  前項で述べたとおり、新型BRZは、AT車の全車に運転支援システム「アイサイト」が標準装備される(これは兄弟車であるGR86にも搭載される予定)。プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付きクルーズコントロールが安心で快適なドライブをサポートする。

 なお「アイサイト」はフロントガラスの内側に設置したカメラで前方の状況を把握する関係上、曲率の大きいスポーツカーのフロントガラス(ざっくり言うと、角度が前面に「寝て」いてたわんでいる)場合、制御が難しくなる。ここをクリアして(AT車のみとはいえ)設定してきたのはたいしたもの。ちなみに今回は見送られたが、MT車への設定も検討しているという。こちらは将来に期待したい。

新型BRZのリアスタイル。デザインは正常進化で、随所に「こだわり」がつまっている

 また、高張力鋼板の採用拡大などによりボディが強化されており、各種エアバッグをはじめとした乗員保護システムを強化することで、衝突安全性能が向上している。

 用意される2グレード、「R」と「S」の装備差は限定的といえる。初代では差別化されていたエアコンも、新型はデジタル表記のオートエアコンに統一された。最大の違いとなるのはタイヤ。「R」がスーパーブラックハイラスタ―仕上げの17インチアルミホイールに、215/45R17インチを装着。上級グレードの「S」には、マットダークグレーメタリック仕上げの18インチアルミホイールに、215/40R18ハイパフォーマンスタイヤが装着される。お薦めは高級グレードの「S」だ。

 新型BRZの価格は前述のとおり308万~343万2000円(税込)。これは先代型の「R(AT)」278.9万円(税込)と比べるとやや値上がりとなるが、性能を考えるとかなりのバーゲンプライスといえるだろう。

 月販目標台数は500台。昨今の新型車としては渋めの設定で、当面は納車待ちが発生するだろうが、とはいえいまのご時世、スバルの作る2ドアのスポーツカーが月間500台も売れるのはありがたい話(新型GR86はトヨタの販売規模を考えると2000台くらいだろうか)。欲を言えばたくさん売れて、(無理を承知で)(「見かけ重視」ではなくカリカリチューンの)STIバージョンを出してほしいです。はい。

新型BRZの主要諸元表

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