■3列目シートは床下収納クッション20mm肉厚で快適!!
3列目シートの床下収納はステップワゴンのこだわりポイント。ライバルのノア/ヴォクシー、セレナともに左右跳ね上げ式なので、大きな差別化となる。
床下に収納するため、収納時の高さがネックとなり、どうしても座面や背もたれのクッション厚を犠牲にせざるを得なかったが、新型では「わくわくゲート」を断念したことで、後部からの乗降を考慮する必要がなくなり、若干荷室フロアを高くすることが可能となった。
これにより収納高が稼ぐことが可能となり、その分座面クッションを20mm肉厚化することが可能となったという。
3列目シートは後部荷室側からワンタッチで左右6対4での分割収納が可能。
収納後の荷室フロアは完全フラットになる。2列目シートの収納機構はないが、背もたれを前倒させて最前にスライドさせれば充分な荷室空間を作り出すことが可能。
3列目を床下収納とすることで、2列目の超ロングスライドが可能となったという側面もある。
跳ね上げ式だとスライド幅を充分に取ることができないうえ、後部側窓が遮られてしまい、ロングスライドした2列目乗員の視界が得られなくなってしまうのだ。
このあたり、開発陣が徹底的に快適性を追求した結果なのだ。
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