キャストホイールにはチューブレスタイヤを組み合わせる
そして撮影車両のタイヤは、現行型やCT125ハンターカブの純正装着タイヤと同じIRC製GP-5だった。今回のモデルチェンジでは、キャストホイール化によりチューブレス(TL)タイヤ対応とし、これまでと同じGP-5をTL仕様としているのだ。
また、チューブレスホイールはチューブを入れてWTタイヤを履くことも一般的には可能。
過去のカブ用名作WTタイヤもチューブを入れて履くことができるだろう。オフ向けではIRC製GP-22、カブならではの雪道も走れるダンロップスノータイヤ、BONSUNスパイクタイヤなども従来どおりOKのハズ。もちろんチューブレスタイヤも選べる。
スーパーカブ110を含め、新型カブ110のオーナーはタイヤの選択肢が大きく広がるのだ。
メーターは待望のギヤポジション表示を追加!
メーターも新作と判明した。従来はアナログの速度計+燃料計、積算計のみのシンプル設計だったが、新型では液晶パネルを装備。オーナーから要望の多かったギヤポジション表示をついに採用し、時計とデジタル燃料計も備えた。
なお従来のクロスカブはブレーキレバーを固定するロック機構を採用していたが、モデルチェンジに伴い廃止。スーパーカブと共通化された。
車体カラーに関しては、展示車のツヤ消し緑のほか、GB350Sと同様のパールディープマッドグレー、ブコブルーを設定。さらにくまモンバージョンのブラックが継続され、計4色設定となるようだ。
価格は従来から2万1000円アップの36万3000円、くまモンバージョンは37万4000円と予想。独自情報によると3月下旬に発表され、4月に発売される見込みだ。
※大阪MCショー展示車両に装着されていたカスタムパーツは次のとおり。いずれも現行モデル用と共通品と思われる。
◎スクランブラーマフラー(アップ)(政府認証)<SP武川> 4万6750円
◎アルミセンターキャリアキット<SP武川> 1万5180円
◎ナックルガード<SP武川> 8580円
◎エアフローシートカバー<SP武川> 2750円
◎リアショックアブソーバー<キタコ> 1万4300円
◎一七式特殊荷箱<JMS>(中) 2万8600円
スーパーカブ110は上級版のC125と足まわりが共通に
スタンダードモデルである新型スーパーカブ110は、ノーマル車両が展示された。フロントディスク+ABSやキャストホイール、新設計エンジンなどはクロスカブと共通。ただし前述のとおり1ポットキャリパーとなる。
メーターの詳細も明らかに。従来はクロスカブと同様にシンプル設計だったが、こちらも液晶パネルを獲得。待望のギヤポジション表示を備えた。
さらに標準装着タイヤも判明した。従来型のCST(チェンシン)製C6016に対し、新型はIRC製NF63B/YおよびNR94Lを履く。これはスーパーカブC125と同じで、チューブレスタイヤとなる。
なお細かい所では、キックペダルやリヤキャリアも変更されている。
カラバリは現行と同様だが、アーベインデニムブルーメタリックが廃止され、5色設定になる模様。クロスカブと同様、発表は3月下旬で、4月発売と予想される。
スーパーカブ110は今後の東京MCショー(3月25~27日)、名古屋MCショー(4月8~10日)にも展示される。クロスカブ110は東京と名古屋でノーマル車両が展示される可能性もあるので、動向を見守りたい!
【画像ギャラリー】スーパーカブにディスブレーキ+キャストホイールは結構似合う!?(16枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方