大阪モーターサイクルショーでは新型クロスカブ110とスーパーカブ110も初公開された。ともにフロントディスクブレーキ&前後キャストホイールを確認!
世界初公開となった新型クロスカブ110。車体カラーは新色のマットアーマードグリーンメタリックだ。マフラーやリヤショック、シートなどはカスタムパーツとなる(詳細は後述)
従来型クロスカブ110。新型もノーマルではこのようにダウンタイプのスリット入りマフラーとなり、ナックルガードやセンターキャリアは非装備となる
レッグシールドのない軽快なスタイルをはじめ、プロテクター付きのヘッドライト、フォークブーツや前後マッドガードなどクロスカブならではの装備は新型でも健在
新型カブ110シリーズの新作エンジン。排気量やクラッチ方式の異なるグロムやモンキー125、スーパーカブC125、新型ダックス125などにも展開されている
スーパーカブC125と同型のY字スポークキャストホイールを新採用。フロントはディスクにニッシン製2ポットキャリパー、ABSを組み合わせる。リヤブレーキはドラムのままだ
新型クロスカブはチューブレスに対応したが、従来と同じIRC製GP-5をチューブレスにに改良して履いていると思われる。前後80/90-17のタイヤサイズは不変
下部に液晶パネルを採用し、混乱しやすかったギヤポジションを表示。時計の新設も通勤やツーリングにうれしい。燃料計はデジタル表示になった
従来型メーター。アナログ式速度計+燃料計、アウトドアな雰囲気のカモフラージュ柄をあしらったパネルを採用していた
新型クロスカブ110のブレーキレバー。従来型はパーキングブレーキのようにレバーを固定できるロック機構があったが、スーパーカブ110と同様にシンプルな形状になった
新型スーパーカブ110。スタイルも装備もシリーズでは最もレトロだったが、キャストホイール+ディスクブレーキを採用し、より現代的な雰囲気になった
キャストホイールはクロスカブと共通だが、シルバー塗装を施す。Fキャリパーはブラック仕上げのニッシン製1ポット。前70/90-17、後80/90-17のタイヤサイズは従来型と同じだ
従来型スーパーカブ110。価格は28万500円で、新型は30万2500円になる模様。外装やLEDヘッドライトなどの灯火類、アンダーボーンフレームなどは新型にも踏襲される
タイ仕様と同様、メーターは透過タイプの指針や液晶パネルを採用。ギヤポジションがついに表示され、デジタル燃料計と時計、積算計を示す。ABSランプも新設された
キックペダルは従来のゴムなしタイプからゴム付きになり、アームも短くなった。恐らくタイ仕様と共通品だろう
大きく実用性の高いリヤキャリアは無塗装からブラック仕上げに変更。クロスカブ110と共通化され、引き締まったスタイルに貢献する