ドイツの小粋なクロスオーバー「アウディA1シティカーバー」が限定導入へ

■経済的だけど頼りにもなる1Lターボエンジン

 パワートレーンは、1L直列3気筒DOHCターボと7速DCTの組み合わせとなるが、「アウディA1スポーツバック 25TFSI」とはスペックが異なり、パワーアップが図られている点は見過ごせない。

 最高出力116ps/5000~5500rpm、最大トルク200Nm/2000~3500rpmとなり、95ps/175Nmの25TFSIよりもずっとパワフルなのだ。燃費消費率は、15.3km/L(WLTC)と、1Lで-1kmの差が生じるが、日常からレジャーまで活用するならば、性能強化の恩恵のほうが大きいはずだ。駆動方式は、FFのみとなるが、最低地上高は約200mmとしっかり確保されている。

1Lターボは、クロスオーバーのキャラに合わせ、性能を向上させている
1Lターボは、クロスオーバーのキャラに合わせ、性能を向上させている

■第1弾限定車とは少し装備が異なる

 2020年11月24日に発表された第1弾限定車「A1シティカーバー リミテッドエディション」と、メカニズムは共通だが、特別装備の内容など異なる点もある。

 装備面では、外観上の特徴となるコントラストルーフとブラックアピアランスパッケージは共通。但し、17インチのアルミホイールデザインが異なる。また、インテリアでは、Sラインインテリアプラスパッケージとナビゲーションパッケージが搭載されているのも大きな違いとなる。コンビニエンスパッケージとアシスタンスパッケージについては、こちらも標準化されていた。

 ボディカラーも一部異なり、ミサノレッドパールエフェクト、アローグレーパールエフェクト、パイソンイエローメタリックの3色を設定。グレー以外に鮮やかなレッドとイエローが選べるのも大きな特徴であった。価格は、483万円と第2弾よりも高いため、ナビはスマホでOKという人には、新しい限定車「ブラックスタイルプラス」のほうがお買い得だろう。

 なお、欧州では名称を2022年から「A1シティカーバー」から「A1オールストリート」に改めているが、日本では従来の名称が継承されている。

第1弾となる「アウディA1シティカーバー リミテッドエディション」はアルミデザインが異なる
第1弾となる「アウディA1シティカーバー リミテッドエディション」はアルミデザインが異なる
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