2022年6月27日、スバルは公式にフォレスターの今夏一部改良と、そのさいに「STI Sport」を追加することを発表。また同時にSTI Sportの装備内容とデザインを公開しました。本稿では発表情報を整理してお届けします。
文/ベストカーWeb編集部、写真/SUBARU
■パワーユニットは1.8L直噴ターボ(AWD)搭載
現行型(5代目)フォレスターは2018年6月発表発売。スバルらしく毎年改良を重ねており(昨年2021年はフロントマスクの大幅変更があった)、今回の一部改良は4回目。満を持しての「STI Sport」グレード設定となる。
発表資料を読むかぎりパワーユニットはベース車両である「Sport」から変更なし(1.8L直噴ターボエンジン+リニアトロニック(7速マニュアルモード付)+AWD)だが、足回りはSTIによるチューニングを施されたフロント&リアダンパーが装着される。内装も各種専用パーツが装着され、車両本体価格はまだ発表されていないが、実質的な最上級グレードとなるだろう。
これに合わせてフォレスター全体にも一部改良が加えられ、さらに商品力は向上するはず。問題は全体的な価格設定で、為替と原油価格高騰、部品供給の不安定化からやや値上げされると予想する。問題はどれくらいの値上げ幅となるかだが…。
フォレスターの所属するミドルクラスカテゴリーは、ライバルであるハリアー、RAV4が販売好調であり、また日産からは新型エクストレイルが今夏に登場を控えている。その激戦区に、この一部改良とSTI Sportを追加設定したフォレスターがどう対抗するかが見どころのひとつ。今夏の発表を楽しみに待ちたい。
■STI Sport特別装備
主な標準装備
■STIオーナメント (フロント、リヤ)
■ブラック塗装加飾付サイドクラッディング 18インチアルミホイール (スーパーブラックハイラスター塗装)
■STI Sport用マルチインフォメーションディスプレイ付メーター ブラックラスト塗装&ボルドー表皮巻センタートレイ加飾 (レッドステッチ)
■STIチューニング 日立Astemo製SFRDフロントダンパー&STIチューニング ヤダンパー
■ブラックカラードドアミラー
■本革巻ステアリングホイール (レッドステッチ、ブラックラスト加飾付、 高触感革)
■ブラックラスト加飾付本革巻セレクトレバー
■ピアノブラック調シフトパネル (ブラックラスト加飾)
■シャークフィンアンテナ (ブラック塗装)
■ボルドー表皮巻インパネ加飾パネル (レッドステッチ)
■ブラックルーフ&ピラートリム ブラック塗装加飾付フロントフォグランプカバー ブラック塗装加飾付バンパーガード(フロント、リヤ)
■リヤガーニッシュ (ブラック塗装)
■FORESTER&シンメトリカルAWDリヤオーナメント (ラスターブラック)
■ルーフスポイラー(ブラック塗装)
メーカー装着オプション
■パワーリヤゲート アイサイトセイフティプラス(視界拡張)
コメント
コメントの使い方