三菱 eKクロスEVは「できのいい軽たち」のさらに上いく高級感と走り!!

■走りは出足がよくて超静か!

 乗り味は期待どおりでした。ほかのEV同様に、とっても高級感がある。モーターは静かでトルクフルだし、重心が低いから安定感抜群なのだ。

 最近の軽は、文句のつけようがないくらいよくできているけれど、やっぱりEVはステージが違う。

 モーターはメッチャ静かでスムーズだし、出足のトルクがまるで違う。まさに滑るように元気よく走るのですよ!

 モーターの出力は47kW(64馬力)で、軽の自主規制枠と同じだが、トルクは195Nm(19.9kgm)。

 つまり軽ターボと比べても約2倍! 感覚的には、ガソリン軽の2~3倍出足がイイ。

  しかも超絶静か。EVならではの低重心によって、スタビリティも段違い。

 車両重量は1080kgと、ガソリン軽より200kgくらい重いけど、トルクが2~3倍ゆえにまったく問題にせず。スバラシイです!

インパネも基本的にガソリン車と共通だが、メーターやシフトレバーなどは専用デザイン
インパネも基本的にガソリン車と共通だが、メーターやシフトレバーなどは専用デザイン

 居住性もガソリン軽のeKクロスと同じなので、何の問題もありません!

 しかもサクラ/eKクロスEVは、リチウムイオンバッテリーに強制冷却システムが付いた。

 エアコンの冷媒を使って、エアコンと同じ要領でバッテリーを冷やす構造だ。

 これでもうリーフのように、バッテリーの寿命を心配する必要ナシ! パーフェクトじゃないですか!

●2022年11月8日に閣議決定された令和4年度補正予算案に「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」が組み込まれており、EV補助金は継続の見込み(その後12月2日に可決・成立)。補助対象は「2022年11月8日以降に新車新規登録(登録車)または新車新規検査届出(軽自動車など)された自動車」となっており申請期限は2023年3月1日(2月17日までに初度登録(届出)された車両を対象)となっている。

●三菱eKクロスEV(P)主要諸元
・全長:3395mm
・全高:1475mm
・ホイールベース:1655mm
・車両重量:1080kg
・最小回転半径:4.8mm
・最高出力:64ps/2302-10455rpm
・最大トルク:19.9kgm/0-2302rpm
・バッテリー容量:20kWh
・一充電走行距離(WLTCモード):180km
・価格:293万2600円

【画像ギャラリー】カー・オブ・ザ・イヤー発表は12月8日(木)! 三菱eKクロスEVをギャラリーで見る(6枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!