う、売れてるなあ……新型クラウン受注2.5万台!! このご時世にすごい…売れ筋は意外? やっぱり?? ロイヤル系HVが7割!!

■「マジでめちゃくちゃクラウン」

 本企画担当編集者は先日実施されたメディア向けの新型クラウン試乗会に参加しており、横浜市街を小一時間試乗する機会を得ました。生産スケジュールの関係で、2.5L+モーターのロイヤル系HV仕様(グレードは「CROSSOVER G Adovance Leather Package」)しか乗れていないが、走り出した瞬間「あ、これ、クラウンだね(by豊田章男社長)」というフレーズが浮かんだ。

「走り」は思いきり「クラウンだなあ…」という感じ。「こういうクラウンが好きだったんだよ」というユーザーに向けたメッセージすら感じる。いっぽうRSはもっとシャキッとしているのだろうか。そっちもすごく気になる
「走り」は思いきり「クラウンだなあ…」という感じ。「こういうクラウンが好きだったんだよ」というユーザーに向けたメッセージすら感じる。いっぽうRSはもっとシャキッとしているのだろうか。そっちもすごく気になる

 マジでめちゃくちゃクラウン。これがクラウンでなくて何がクラウンなんだというフィーリング。より具体的に言うと、(すぐ先代のS220系ではなく)先々代型S210系クラウンのロイヤルのように、ソフトでゆったりした「客船」みたいな乗り味でした。いや客船、そんなに乗ったことありませんが。

 クラウンは(それまでの高級アメリカ車を手本としたような乗り味から)S220系で「ドイツ車のような運転フィーリングに舵を切った」と言われたものだが、新型クラウンはそこからややアメリカ車方向へ重心を移しつつ、そうした「クラウンらしさ」をクロスオーバーボディで実現している。そのフィーリングが、時速5kmから100kmまで変わらず一貫しており、いやーこれ、すごく高度なことをしゃらっとやっています。

 新型クラウンはこれから全国の販売店に展示車や試乗車が配備され、新開発デュアルブーストHVを搭載した「RS」の生産も始まる。そして何より、新型「クラウンシリーズ」はこの先1年半かけて「スポーツ」、「エステート」、「セダン」が登場してゆく。あらゆる意味で「始まったな」という新型クラウン、幸先のいいスタートを切ったかたちで、この先がさらに楽しみです。

【画像ギャラリー】太陽の下、街並みの中で見る新型クラウンは…蔵出し写真全披露!!(37枚)画像ギャラリー

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