「マツダ新型アクセラ」 2019年最大の大物新車登場! いまわかっていること全部

■さらなる細部の個別紹介

新型アクセラの技術的トピック、大きなものはやはり「SKYACTIVビークルアーキテクチャ」と「SKYACTIV-X」のふたつになるが、それ以外にも進化している点は数多い。ここではそれらをもう少し詳細に、各項目ごとに紹介していきたい。

ロサンゼルスショーの前夜祭で公開された新型Mazda3の純正用品装着車。こちらも東京オートサロン(2019年1/11~1/13)にて出品される

●アクティブセーフティ

先進安全装備「i-アクティブセンス」に、新開発のドライバーモニタリングを設定。赤外線カメラと赤外線LEDでドライバーの「居眠り」と「わき見」をチェック。システムが危険と判断すると警報を発し、自動制御ブレーキとの協調制御でブレーキ警告のタイミングを早め、万が一の事態に備える。

また、同じく新開発の前側方接近車両検知も設定。フロントサイドレーダーを活用することで、見通しの悪いT字路への進入時に起きやすい出会い頭事故の回避を支援する。

●パッシブセーフティ

980MPa以上の超高張力鋼板の使用比率が先代の約3%から30%に。ペリメータービーム(新設定)、蛇腹状に変形するリアサイドフレームなどと合わせ、強固な骨格と効率的にエネルギーを吸収するフレーム構造を実現した。

また運転席ニーエアバッグをマツダとして初採用。グローバルで標準装備とした。

●4WD技術

従来から行っていたカーブ進入時の車両コントロールに加え、カーブ脱出時も内輪に弱くブレーキをかけることで車両の動きをコントロールする「G-ベクタリングコントロールプラス(GVC Plus)」を採用。また、i-アクティブAWDに四輪の接地荷重の検知を追加。GVC Plusと協調して前後輪へのトルク配分の制御を行う。

●NVH性能

遮音性向上のため、ボディパネルとマットの間にスペースを設けた「二重壁」構造をマツダとして初採用。フロアの遮音材とボディパネルを2枚の壁と考え、内部の繊維材の特性と合わせて設計することで、高い効率を確保した。

●ドラインビングポジション

ステアリングのテレスコピック量を前後に10mmずつ拡大(調整幅計70mm)。ドラポジ調整の精度がさらに向上した。また理想的な着座姿勢のため、フロントシートにチルト調節機構を標準装備。さらにシフト位置もAT・MTとも先代比で前方・上方に移動。操作を行いやすくなった。

●情報表示・操作

アクティブ・ドライビング・ディスプレイ、メーター、センターディスプレイの表示をよりシンプルに。フォントを統一して一体感を実現。

8.8インチのセンターディスプレイの操作はコマンダーコントロールに一本化。操作体系をシンプルにすることで、直感的な操作を行えるように改良された。

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