ルートを先読みして賢く充放電!
もうひとつ、新型e-POWERのすごいところが、カーナビでルート設定を行うと、ルート上の充放電区間を先読みし、目的地付近(およそ500m)でEV走行ができるよう発電制御を自動でコントロールすることだ。
たとえばルートの途中に下り坂があれば、その手前の上り坂でできるだけバッテリーを使い、下り坂でエネルギーを回生する。ここでは渋滞状況やエアコンの作動状況なども考慮されるというから、非常に賢い充電コントロールといえる。現行ノートが採用している路面状況による発電制御(ロードノイズが高い路面ではエンジンをかけ、滑らかな路面ではエンジンをかけない)も、もちろん盛り込んでいる。
最後にe-POWERの経済性だが、もっとも燃費に優れるXでWLTCモード燃費が20.6km/L、XVとハイウェイスターVで19.3km/Lとなっている。どちらのグレードでも、高速道路モードより市街地や郊外モードのほうが燃費がいいという点はさすがハイブリッド。ロングドライブも余裕でこなせそうだ。
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