■2023年も「アジクロ」参戦発表!!
加藤社長のスピーチからもわかるように「トライトン」は三菱自動車にとって、非常に重要なモデル。しかし、どんなにいいクルマであっても、その性能をしっかりとアピールできなければ、ユーザーに理解と支持を求めるのは難しい。三菱自動車はさまざまな手法でそのアピールを行っているが、モータースポーツへの参戦もそのひとつ。
さる2022年11月。三菱自動車が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、タイ-カンボジアを舞台に約1500kmの距離を走行してその順位を競うアジアクロスカントリー2022の改造クロスカントリー車両(T1仕様)に現行「トライトン」で参戦。見事に優勝を遂げた。このラリーは三菱自動車として7年ぶりのモータースポーツへの復帰であったとともに、ラリーアートの復活を告げるイベントであった。総監督を務めたのは2002~2003年のダカールラリーで2連覇した三菱自動車の増岡浩氏であった。
三菱自動車は今回の「MITSUBISHI XRT Concept」の発表に合わせて、2023年のアジアクロスカントリーにも増岡浩氏を総監督に擁し、新型「トライトン」でT1クラスへの参戦する計画を表明。2連覇をねらう。
三菱自動車は、ラリーに対してエンジニアが事前テストやラリー本番に帯同してサポート。ラリー車には勝つための装備だけでなく、各種のデータ取りを行うためのセンサー類や計測機器を搭載。競技を通じて得られる貴重なデータとノウハウを市販車にフィードバックすることで、あらゆる天候、あらゆる路面で安心して楽しめるクルマづくりを目指している。
きっと勝ってくれるはず。がんばれ三菱自動車!!
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