■「電動化」と「日産バージョン」の開発や発売は?
タイ国内メディア向けの記者Q&Aで、「電動化モデルは出ないのでしょうか?」と「アライアンスを組んでいる日産から、この(新開発)シャシーを使ったモデルは出ないのか?」という非常に鋭い質問が飛び、三菱自動車側から以下のような回答があった。
「いまのご時世、このクルマ(新型トライトン)で、電動化は絶対にやらなければならないと考えています。社内ではすでにいろいろと試作車を作成、開発を進めています。ただ、現時点ではBEVがよいのかPHEVがよいのか、見極めている段階でありまして、もう少々お待ちいただければと思います」(三菱自動車 長岡宏代表執行役副社長(ものづくり担当))
「アライアンスの話については、日産さんとの関係もありますが、とはいえ先方にも事情があるでしょうし、(たとえばこの新型トライトンを使って、日産ダットサンピックアップを復活させるなど)お話をいただければもちろんぜひ協力したいと思いますが、残念ながら現時点でそういうお話はありません」(三菱自動車 加藤隆雄社長)
会見を聞いていて思わずメモをとったほどいい質問でした。トライトンPHEVもいいし、日産版ダットサントラックもいい。ぜひ発売してくださいー!
■「BEAST MODE」って…なに?
新型トライトンの発表会にて、開発チームに「世界一頑丈なピックアップトラックにしよう」と語ったという、三菱自動車のチーフプロダクトスペシャリスト増田義樹氏。事前展開情報の段階でこの新型トライトンの開発キーワードとなっていた「BEAST MODE(ビーストモード)」について、「ようするにこれってどういう意味なんですか?」と聞いたところ、以下のような回答が。
「このクルマのデザインコンセプトを一言であらわすキーフレーズです。日本版では”勇猛果敢”というフレーズを使ったのですが、迫力や力強さ、堅牢さ、それに車内での快適性を併せ持つイメージを込めて、BEAST MODEという言葉を使っています」
とのこと。「BEAST」ということはつまり「野獣」ということで、なかなかよいフレーズだと思います。
■ピックアップもいいけど乗用車も…がんばってほしい
これもタイ向けメディアの質問に答えるかたちで、三菱自動車加藤社長が回答。
「ピックアップトラック市場だけでなく、乗用車市場にも”三菱自動車らしいクルマ”を揃えていきたい。直近では新型SUV、エクスパンダ―のHV仕様を発売します」
と、これまた剛速球を投げ込んできた。
エクスパンダ―といえば、これもASEAN諸国で大人気の三列シートSUV。トライトンと同じくエクスパンダ―も日本市場には未導入だが、こっちも導入を!! ぜひ!!!
■三菱自動車らしく「ラリー」復活も?
今回の新型トライトン発表にあわせて、2023年8月13-19日に開催されるアジアクロスカントリーラリーへ、この新型トライトンで参戦する…と発表があった。
アジアクロスカントリーラリーは東南アジア諸国をめぐる国際ラリーで、三菱自動車が昨年にモータースポーツ復活企画として参戦し、いきなり総合優勝をなしとげたシリーズ(決して楽々勝てるカテゴリーではなく、トヨタハイラックスやいすゞD-MAXを抑えての優勝は偉業といえる)。
今年は昨年の総合優勝ドライバーであるチャヤポン・ヨーター選手に加えて、アジアパシフィックラリー選手権(APRC)で2度シリーズチャンピオンを獲得した田口勝彦選手もこの新型トライトンで参戦。三菱チームの総合監督は昨年に引き続きパリダカを二連覇した増岡浩氏が担う。
「いきなり新型で??」と驚いたが、出るとなったら応援するしかない。がんばってくださいー!!
■日本発売予定の新型トライトンで連覇を狙う! チーム三菱ラリーアートが8月のタイアジアクロスカントリーラリーに参戦!!
【画像ギャラリー】発表会場からお蔵出し画像!! 新型トライトン七変化!!(25枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方かっこよく、ディーゼルエンジンの性能もトヨタよりいいが、ハイラックスが強く、リセールも考えたらトヨタになる。ハイエースに割って入ったキャラバンの様になるか期待したいです。
但し、ハイラックスも日本市場では仕事で使うニーズはなく、マリンスポーツやファッション感覚の需要なので
苦戦は予想される。
思い切って、シャーシの上に大きめのデリカd5を載せるとかして、三菱が復活して欲しい。
デリカも同じ顔つきにしてくれれば買うのにな‥
これは大歓迎です!ハイラックスのライバルで選択肢が増えるのはもちろんですが、三菱が元気になる話題です。昨今のアウトドアブームや車高アゲブーム?にのって、デリカミニのようにヒットして欲しい!ハイラックスより安価に設定してくれれば大丈夫。多少、装備を落として若い人にも少し頑張れば買える設定だと嬉しいですね