2023年8月16日、中国BYDの新しいサブブランド「Fangbao」が正式に発足した。同ブランドは、消費者の個別のニーズに基づいてBYDグループが創設した新しい新エネルギー車ブランドで、興味深いSUVが登場したので紹介しよう。
文、写真/mewcars編集部
■新しいBYDブランド、FangbaoのEquation Leopardとは?
BYD自動車システム全体では、Equation LeopardはBYD(Dynasty、Ocean)の上下に位置し、Tengshiと平行に位置するブランドだという(このほか高級SUVブランドのYangwangやメルセデスベンツとの合弁ブランドとなるDenzaなどを有する)。
当日の記者会見では、レパードブランドの発表に加え、その中核となる専用技術であるDMOスーパーハイブリッドオフロードプラットフォームやレパード5、レパード8のコンセプトモデルも世界に向けて披露された。
また、「SUPER8」と「Leopard3」も発表され、合計4台のモデルが発表された。このうち、フォーミュラ・レパードの最初の製品であるレパード5も、近い将来開催される成都モーターショーで正式にワールドプレミアされ、2023年内に発売される予定だそうで、推定価格は40万元(約798万円)~ 60万元(約1197万円)まで。
「Equation Leopard」という名前は、「方程式」と「ヒョウ」を組み合わせたもので、「方程式」は基準やルールを表し、「ヒョウ」は変化や敏捷性、野生性や傲慢さを表す。 BYDのWang Chuanfu 氏は、「Equation Leopard は新しいエネルギーと無限の可能性であり、あらゆる人の個人的な夢を実現します」と述べた。
■ミッドサイズSUVのレパード5はタフなイメージ
Equation Leopardの最初のモデルであるLeopard 5は、ミドルSUVとして位置づけられており、BYDの新しいハイブリッドプラットフォームである「DMO」に基づいて構築されているという。
外観の点では、Leopard 5はハードコアスタイルのデザインコンセプトを採用しており、全体的な形状デザインは比較的正方形に近い。なかでもフロントフェイスには角型のエアインテークグリルが装備され、両サイドの現行マトリックス大型ヘッドライトと一体化され、強い視覚的インパクトを与えている。ボディサイドもボディのエッジやラインをシャープに表現し、力強さや力強さを強調している。
同様に、クルマの後部のデザインも外部スペアタイヤ、水平に開くテールゲート、右側の垂直ドアハンドルなど、伝統的な印象のハードコアオフロード車を踏襲。Leopard 5のテールライトは電極リングバックル形状を採用しており、点灯後の視覚効果が優れている。
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