顔付きがカッコよくなった! なんのことかといえば、マイナーチェンジした日産ローグの話だ。そしてローグはエクストレイルの兄弟車。ならばエクストレイルもこのイカした顔になることは確実! さっそく詳細をお伝えしよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/NISSAN USA
■新しいVモーショングリルがいい仕事してまっせ!
まずはエクステリアから。なんといってもニュースはフロントマスクだろう。日産のシンボルでもあるVモーショングリルが一新され、顔つきがぐっと精悍になったのだ。
従来のローグのフロントグリルは、横への広がりをVモーションが「せき止める」感じがして、ワイド感に欠けるきらいがあった。新型は横方向に何本もルーバーが走り、ぐっと車幅感が増した印象。ヘッドランプの内部構造やバンパーの形状もリニューアルされて、引き締まった顔になった。
リアではバンパーデザインが変わった。無塗装だった黒い部分がボディと同色となり、がぜん高級感が増した印象だ。グレード別では量販グレード「SV」のホイールが新デザインの18インチに、ハイエンドグレード「プラチナム」が19インチにそれぞれアップグレードされている。
インテリアも雰囲気が一変した。もともとローグ/エクストレイルの内装は評判がよかったが、ドアパネル、シート、センターコンソールなどの色と質感が見直された。
また上位グレードの「SL」ではダッシュボード中央のディスプレイが12.3インチに拡大され、ワイヤレス充電パッドも装備された。
USBについてはもともと前席に2つの「タイプC」が装備されていたが、新たにSV以上のグレードに後席用充電ポートが増設されている。
■当然エクストレイルにもこのマイナーチェンジが「来る!」
しかしキャビン最大のトピックは、Googleとの連携だろう。これは日産車初の快挙だ。
新型ローグでは、Google Playを通じてGoogleアシスタントやGoogleマップを直接ダウンロードし、音声認識などを使ってダイレクトに使うことができるようになった。。いっぽうApple CarPlayやAndroid Autoユーザーは、望めばそちらを優先して利用することもできるようだ。
運転支援やパワートレインに関しては大きなアナウンスはないから、新型ローグのおもな変更点は以上のようになる。しかしここで改めて思い出してほしいのが、ローグは日産エクストレイルの兄弟車だということ。つまりこのマイナーチェンジは、遠からずエクストレイルにも実施されるのだ。
発売年次でみると、現行の3代目ローグが北米デビューしたのは2020年6月15日。いっぽう日本のエクストレイルが発表されたのが2022年7月20日だから、両車にはまるまる2年の差がある。
とはいえエクストレイルのマイチェンも2年後かというとそんなことはない。来年夏、エクストレイルが発売2年を迎えるタイミングで、ローグ同様のマイナーチェンジが行われると予想する。
SUVマーケットの過酷な戦いは当分続きそう。魅力が増したエクストレイルの戦いに期待しよう!
【画像ギャラリー】マイチェン版エクストレイルになるはずのローグをたっぷり見て!(53枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方私は好感です。好みと違っても、こういうデザインもあっていいと思います。
日産はインフィニティが非常に素晴らしいデザイン連発してるので、その系統をもっと取り入れていいと感じています