■兄弟車のレクサスLBXより大きい10.5インチのディスプレイオーディオ
インテリアは大幅進化。プレミアエディションとGR SPORTには12.3インチのフル液晶メーターが用意される(そのほかのグレードは7インチ)。
センターディスプレイオーディオは9インチのほか、上級グレードには10.5インチが用意される。兄弟車となるレクサスLBXは9.8インチだからそれよりも大きいということになる。細かいところでは運転席と助手席の間にセンターアームレストが装着されているのも嬉しい。
安全機能の向上もポイント。Appleまたは Android のスマートフォンを使用したMyTアプリは最大5人のユーザーが車両にアクセスでき、リモートでのロック/ロック解除、走行前の空調操作、混雑した駐車場などで車両の位置を特定するためのハザードライトの作動など便利な機能も用意されている。
ヤリスクロスに搭載されるトヨタT-Mate は、安全性と運転のしやすさを向上させる先進機能を統合したもので、最新「Toyota Safety Sense」システムを搭載するなど、さらに機能が強化されている。
これらの機能は、ほかのBセグメントSUV モデルではオプションや未搭載のことが多いが、ヤリスクロスでは標準装備となっている、とプレスリリースでは強力にアピールしていた(欧州仕様)。
主な標準装備の安全装備としては、プリクラッシュセーフティシステム(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)、レーダークルーズコントロール(ACC)、ブラインドスポットモニター(BSM)、パーキングサポートブレーキ(PKSB)。
また新しいマルチメディアシステムとデータ通信モジュール (DCM) により、クルマをサービスセンターに持ち込むことなく、ソフトウェアアップデートを無線で配信できるようになった。これにより、Toyota Safety Sense とマルチメディア機能をシームレスにアップグレードできるという。
■日本発売はいつ?
すでにトヨタディーラーではヤリスクロスの受注は停止になっているが、このマイナーチェンジモデルの発売が近いためだろう。ディーラーの情報では、ヤリスクロスのマイナーチェンジモデルの発売時期は2024年1月中旬頃になるという。
日本仕様の中身がどうなるか正確にはわからないが、エクステリアデザインやハイブリッドシステム、メーターやディスプレイなどのインパネ回りなどは欧州仕様に準じるのではないだろうか。
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