■注目のパワートレーンは1.4Lターボのマイルドハイブリッドか……それとも?
歴代モデル同様、スイフトスポーツはベースのスイフトがデビューしてから半年ほど経過してからの登場となり、新型スイフトスポーツも2024年冬となる可能性が高い。ちなみに現行スイフトスポーツはベースのスイフトが登場してから9カ月後にデビューしていた。
次期型スイフトスポーツも駆動方式はFFで、エクステリアデザインは基本的にキープコンセプトとなる。パワートレーンには現行4代目スイフトスポーツから直4、1.4LDOHCターボのBOOSTERJETを搭載しているが、新型は欧州で販売されている48Vマイルドハイブリッド仕様を導入する可能性が濃厚だ。
1.4Lターボエンジン+モーターで150psほどのパワーを発揮することになる。この新型から日本と欧州で販売されるスイフトスポーツは仕向け地ごとの差がなくなる可能性が高い。欧州仕様の現行型スイフトスポーツは、最高出力129ps/24.0kgmのターボにモーター出力の13psが加わるというものだった。
日本仕様の現行型1.4 Lターボの型式はK14C型だが、欧州仕様は圧縮比向上や電動吸気VVT(可変バルブタイミング機構)、EGR(排ガス再循環機構)などを採用し、燃料効率を高める改良が施されたK14D型となる。新型はさらに新たな改良を施したエンジンにモーターが組み合わせられる。
スイフトスポーツといえば、手頃な価格も魅力のひとつなのだが、新型では220万円以上に上げてくる可能性が高そうだ。とはいえ、先進安全支援装置のセーフティパッケージも改良され、コストパフォーマンスの高さは引き続き維持してくるだろう。
ただし、パワートレーンに関してはベースのスイフトが新開発の1.2L直3エンジンを採用していたこともあり、次期型スイフトスポーツに関してもまったくの新規エンジンが搭載される可能性もある。そうなると価格はスタートプライスが250万円近くになってしまうかもしれない……。
スイフトスポーツは手の出しやすい価格帯であることも支持を受けている理由のひとつ。次期型でもぜひ死守してほしいところだ。
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