フランス版タウンエースにワインレッドが登場!?　「カングー」のカジュアルな魅力際立つブドウ色の限定モデル「ヴァリエテ」デビュー！

　楽しい走りとバツグンの使い勝手が人気のルノー カングーに限定モデルが登場した。目玉はボルドーワインを思わせるブドウ色のボディカラーだ！

文／ベストカーWeb編集部、写真／ルノー ジャポン

■発売は2月22日。わずか150台の限定モデル！

　運転支援技術やディーゼルモデルの投入など、完成度がぐんと高まった新型カングー。昨年2月の発表以来順調に売り上げを伸ばしているが、秋にはカングーのお約束ともいえる特別色モデル「ヴァリエテ（先代ではクルールと呼ばれた）」を投入し、話題を集めた。

　今回登場したのは、その特別色モデルであるヴァリエテの第2弾。前回はガンメタに近い深いブルー「グリ・アーバン」というボディカラーだったが、今回は打って変わって暖色系。ボルドーワインを思わせる紫がかった赤の「ルージュカルマンメタリック」という車体色だ。

　カングーのエクステリアは、ボディカラーと同色に塗られた「カラーバンパー」仕様と、あえて無塗装とした「ブラックバンパー」仕様から選ぶことができる。前回のヴァリエテはブラックバンパー仕様のみの設定だったが、今回はどちらも選ぶことができるからうれしい。

　装備も充実している。マルチルーフレールやスマホのワイヤレスチャージャー、パーキングセンサー（フロント、サイド、リア）、イージーパーキングアシスト、17インチアロイホイール（カラーバンパー仕様のみ）などが標準装備だ。

　エンジンは、1.3Lのガソリンターボのみという設定。たった1.3Lとはいえ131psの最高出力と240Nmという最大トルクを生み出すから、荷物を満載することの多いカングーでも不足はない。トランスミッションはデュアルクラッチ式の7速AT、燃費も15.3km/L（WLTCモード）と経済的だ。

　人気となりそうなヴァリエテだが、発売日は2月22日で150台の限定販売となる。価格はカラーバンパー仕様が427万円、ブラックバンパー仕様が420万円となる（いずれも税込）。気になる人は、一足早くディーラーに出かけてみてもいいかもしれない。