新型インプレッサ スポーツ&G4 の“おいしい”4つのポイント

エンジンはどうなっている?

 エンジンは1.6L(115ps/6200rpm ・ 15.1kgm/3600rpm)と2.0L(154ps/6000rpm ・ 20.0kgm/4000rpm)の2種。どちらのエンジンもターボの設定はなくNAエンジンのみ。

 スバルが主眼に置いているのはやはり2.0Lモデル。搭載されるFB型エンジンは直噴化され、約80%の部品の設計を見直し。従来型から約12%の軽量化を達成している。

 さらに組み合わされるミッションはリニアトロニック(CVT)。こちらも従来型比で7.8kgの軽量化、変速範囲を6.28から7.03にワイドレンジ化。

 加速性能を向上しているのも見所だ。この改良ぶりを見るに、NAだからというディスアドバンテージは少ないはずだ。

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直噴化されたFB20エンジン。NAの直噴エンジンはスバルでは初となる  

ついにトルクベクタリングが!!

 スバリストの胸が熱くなるのはきっとこの「アクティブトルクベクタリング。」最上級グレードの2.0i-S アイサイトに搭載される。

 このシステムは旋回中にアンダーステアが発生した場合に、クルマが内側の車輪にブレーキをかけ旋回を補助するシステム。

 近年は多くのクルマに搭載されるシステムだが、スバルではWRX STIにも搭載されている。あの世界最強ともいえる2L、AWDマシンを支えるシステムが、インプレッサにも下りてきたという感じだ。

 インプレッションは11月10日発売のベストカー12月10日号での試乗記に乞うご期待。

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近年、採用が増えているトルクベクタリング。コーナー時の内側タイヤにのみブレーキをかけて旋回性能を向上するシステム。インプレッサの場合、FF車はフロント内輪、4WD車は前後内輪にブレーキをかける  

スペックはどうなっている?

 スペックは以下の通り。とてもこのページだけでは説明しきれないのがグレード選択。悩ましいグレードの選択に関しては、こちらの本も参照してみることをおすすめしたい。

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別冊ベストカー 新型インプレッサパーフェクトガイドは好評発売中(税別定価680円) 購入は

スバルインプレッサ 2.0i-L 主要諸元(カッコ内は4WD)

  • 全長×全幅×全高:4460×1775×1480mm
  • ホイールベース:2670mm
  • 車両重量:1320kg(1370kg)
  • 駆動方式:FF(4WD)
  • ステアリング位置:右
  • 乗車定員:5名
  • エンジン種類:水平対向4気筒直噴エンジン
  • 最高出力:154ps/6000rpm
  • 最大トルク:20.0kg-m/4000rpm
  • トランスミッション:リニアトロニック(CVT)
  • 燃費:17.0km/L(16.8km/L)[JC08モード燃費]
  • タイヤサイズ:205/50R17(前後)
  • 税込み車両本体価格:216万円(237万6000円)

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