ダイハツロッキー復活! コンセプトカー4台も世界初公開!!【東京モーターショー2019】

ダイハツロッキー復活! コンセプトカー4台も世界初公開!!【東京モーターショー2019】

 東京ビッグサイト青海展示棟 Bホールにあるダイハツブースでは、事前予告なしのサプライズで、新型コンパクトSUVを出展したほか、世界初公開となる、4台のコンセプトカーを出展した。

 ワールドプレミアとなる4台のコンセプトカーはそれぞれの暮らしのなかで使われているシーンや使う人々の気持ちをイメージして、それぞれ「IcoIco(イコイコ)」「TsumuTsumu(ツムツム)」「WaiWai」「WakuWaku」という車名を名付けたという。

 さて、どんなコンセプトカーなのか、さらに市販の可能性はあるのかも含めて迫ってみたい。

文/ベストカーWEB編集部
写真/ベストカーWEB編集部 ダイハツ

【画像ギャラリー】新型ダイハツロッキー&世界初公開コンセプトカー4台の詳細


新型ダイハツロッキーがワールドプレミア!

 ダイハツロッキーが予告なしに出展されていた!
ダイハツロッキーが予告なしに出展されていた!

 本WEBで何度かお伝えしてきた、トヨタとの共同開発によって生まれた、ダイハツロッキーが出展されていた。

 本来ならば世界初公開となるはずだが、車名は明らかにされず、「まもなく発売される、新型コンパクトSUV」としか発表されなかった。

 このロッキーという車名は、すでに本WEBの取材によって明らかになっている。約20年ぶりに復活することになるロッキーだが、今回、新たな情報としてスペックが明らかになったので紹介しよう。

 公開されているスペックによると、ボディサイズは全長3995×全幅1695×全高1620mm、ホイールベースは2525mmで車両重量は980kg。

リアスタイルもなかなかカッコいい
リアスタイルもなかなかカッコいい

 エンジンは総排気量996ccの直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボを横置きし、 最高出力は98ps/6000rpm、最大トルクは14.3kgm/2400~4000rpm。トランスミッションはCVT。乗車定員は5名、タイヤサイズは195/60R17。

 このダイハツロッキーはダイハツ主導で開発されたもので、トヨタにOEM供給され、トヨタ版はライズとなる。本WEBの調査によれば、すでにトヨタライズは2019年10月1日から事前予約が開始されている。

 一方、ダイハツロッキーは、先行予約を10月下旬以降に実施する見通し。

 本WEBが調査した現在わかっているトヨタライズの商品ラインアップは4グレード構成で、それぞれFF、4WDを設定、いずれもCVTの組み合わせとなる。

 トヨタライズ各グレードの車両本体価格は以下の通り。おそらくダイハツロッキーの価格もほぼ同じ価格帯になるだろう(ベストカーWEB調べ)。

■FF/X=167万9000円、XS=174万5000円、G=189万5000円、Z=206万6000円
■4WD/X=191万8800円、XS=198万4800円、G=213万3700円、Z=228万2200円

ドライバー側に向けられたセンターコンソールが特徴
ドライバー側に向けられたセンターコンソールが特徴

 ダイハツロッキーのエクステリアデザインは、まるでミニRAV4を思わせる、大ヒットを予感させるカッコよさ。

 フロントドアに比べ、リアドアが小さく作られているため、後席の居住性が心配されたが、実際に身長180cmの担当が座ってみると、膝前空間、頭上空間ともにこぶし1入るほどなので、狭くは感じなかった。

 走りについても高剛性のDNGAボディや98psの1Lターボエンジンで1トンを切る980kgという軽量ボディだけに、キビキビとした走りが連想される。

 このダイハツロッキーの発売は2019年11月5日、期待して待っていよう。

洗練されたスタイルだから大ヒットしそうだ
洗練されたスタイルだから大ヒットしそうだ

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