【新世代のマツダを辛口評価!!】現行ラインナップ全10車の長所と短所


■MAZDA 2(157万3000〜266万7500円)

減速エネルギー回生システム(i-ELOOP)搭載車以外のFFでは、6MTも選択できる

 110ps/14.4kgmを発生する1.5Lガソリンエンジンと、105ps/25.5kgmの1.5Lディーゼルを用意。現在のマツダの登録車における、唯一の5ナンバーモデルだ。

○長所
 一番の特徴はほかのマツダ車同様、ドライバー本位の開発をしていることだ。コンパクトカーには運転姿勢に無理が生じている車種もあるが、マツダ2はペダルを最適に配置した。

 シートは腰から大腿部を確実に支えるから、運転姿勢が乱れにくく座り心地もよい。走行安定性が優れ、高性能で低燃費のディーゼルも長所だ。

×短所
 ボディサイズのわりに後席が狭く、4名で乗車すると窮屈だ。荷室容量も不充分だから、ファミリーカーには適さない。サイドウィンドウの下端を後ろに向けて持ち上げたから後方視界も悪い。1.5Lのノーマルエンジンはパワフルだが、他車の1.0〜1.3Lと違って燃費は重視していない。

●100点満点で採点すると……80点

■MAZDA 6 セダン(289万3000〜429万5500円)

外観はアテンザの時から変わらないが、車両制御面、装備面でのアップデートは行われた

 7月にこれまでのアテンザから車名を変更。同時に2.5Lのガソリンターボ(230ps/42.8kgm)搭載グレードが設定された。ディーゼルターボ車ではMTも選択できる。

○長所
 低重心のLサイズセダンでホイールベースも2830mmと長いため、峠道や高速道路での走行安定性が優れる。挙動変化が穏やかに進み、路面のウネリを通過した時の安心感も高い。2.2Lディーゼルは実用回転域の駆動力に余裕がある。6MTを選べることも魅力で、WLTCモード燃費は19.6km/L。静粛性も良好だ。

×短所
 マツダ6は、2012年にアテンザの車名で発売された。ボディの側面に複数のラインが入るデザインは、マツダでは旧世代の形状で古さを感じる。2.5Lガソリンターボは、実用回転域の駆動力が高い代わりに高回転域の伸びが鈍い。燃費の悪いディーゼルという印象で、選ぶ価値が乏しい。

●100点満点で採点すると……64点

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