【新世代のマツダを辛口評価!!】現行ラインナップ全10車の長所と短所


■MAZDA 6 ワゴン(289万3000〜429万5500円)

全長、全幅の値はスバルのアウトバックに近しいが、こちらはより都会的で洗練されている

 現在の日本では貴重な、大人が乗って似合うワゴン。45.9kgmの大トルクを発揮するディーゼルターボ搭載車では6MTも選択できるなど、意外と個性的だ。

○長所
 荷室面積は国産ワゴンで最大級だから、大きな荷物も積みやすい。荷物を隠すトノカバーは、リアゲートの開閉に連動して持ち上がり使い勝手に優れる。

 リアゲート上側を少し寝かせて、ヒンジを前寄りに装着したから、開閉時にリアゲートが後方へ大きく張り出さない。ディーゼルの優れた動力性能と低燃費も魅力だ。

×短所
 ワゴンだから安定性に不満はないが、マツダ6セダンには劣る。荷室面積を広く確保するため、ホイールベースを80mm短く抑え、ボディの後方を伸ばしたことが影響した。後席の足元空間もセダンに比べて少し狭い。斜め後方が見にくく、ボディはワイドだから取り回し性も不満だ。

●100点満点で採点すると……60点

■ロードスター(260万1500〜388万3000円。RF含む)

エンジンパワーに頼らず、クルマが求める操作を行うことで速さを発揮するのがロードスター

 初代への原点回帰を目指して開発された4代目モデル。1.5Lエンジンを積むソフトトップがデビューした翌年、リトラクタブルハードトップのRFがデビューした。

○長所
 全長が4mを下回るFRのスポーツカーであることが一番の魅力だ。前後の重量配分もバランスがよく、現行型はボディ剛性も高めたから、操舵に対する反応が正確で安定性もいい。車両と一体になれる運転感覚は、マツダ車の象徴だ。またスポーツカーでありながら歩行者も検知できる緊急自動ブレーキを採用している。

×短所
 乗り心地は全般的に硬い。特にRSはビルシュタイン製ショックアブソーバーを装着するが、上下に揺すられる印象が強い。この傾向はソフトトップで顕著だ。RFは2Lエンジンを搭載するが、車両重量が重いこともあり、ソフトトップの1.5Lに比べてあまりパワフルな印象を受けない。

●100点満点で採点すると……95点

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