■Dセグメントセダン(マツダ6 セダン)
マツダ6(旧アテンザ)セダンもすでに登場から7年。さすがに魅力も薄れたが? 国産競合車はレガシィB4のみだ。
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それでも国産セダン勢ではトップ集団にいる。ただ、1位には最ものびのびおおらかなレガシィB4を選びました。
■Dセグメントワゴン(マツダ6 ワゴン)
国産競合車はレガシィアウトバックのみ。どうなる?
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このクラスの国産ワゴンはほかにアウトバックのみ。アウトバックはワゴンといってもSUVの要素で魅力的に見えるってこともありますね。でも2台ともデザインレベルは高い。ヨーロピアン対緻密なアメリカンで。
■コンパクトSUV(CX-3)
激戦中の激戦カテゴリー、コンパクトSUV。CX-3の国産ライバルはヴェゼル、RVR、SX4 Sクロス、ジムニーシエラなどとなるが…。
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商品性抜きで、あくまでデザインだけを比べた話ですが、それにしてもジムニーシエラは超カッコエエ。カッコよさでは他を寄せつけない。完璧に機能に徹しているので誰も太刀打ちできない。
CX-3はぶっちぎりの2番手だな。ほかははるか下界にいる。あくまでデザインだけの話ですけどね。
■ミドルSUV(CX-5)
こちらも激戦区のミドルSUVカテゴリー。CX-5の国産ライバルはRAV4、ハリアー、レクサスUXなど多数。ランクルプラドも入る。
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これまた国産勢のなかではぶっちぎりですな……。造形やパネルの質感のレベルが違う。CX-5は本質に訴えている。
バカ売れ中のRAV4あたりとはクラ~スが違う。質感が高すぎて遊びが弱くて息苦しい面もあるでしょうけど。クルマって、デザインの質が高けりゃいいってもんじゃないから。
■ラージSUV(CX-8)
ラージSUVカテゴリー、CX-8の国産ライバルはランクル200、レクサスRX、パジェロなど。
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CX-8もいいんだけど、このクラスだともうちょいゴージャス感も欲しいじゃないですか。RXにはそれがある。
RXはフォルムもいいし、Cピラーの処理が個性的でインプレッシブ。その点CX-8は愚直で、このクラスとしては「道具」って感じになりまする。ランクル系はデザイン番外地。
■クーペタイプSUV(CX-30)
クーペSUVは今注目のカテゴリー。国産競合車はC-HR、ジューク、エクリプスクロス、XVが挙がる。CX-30はナンバーワンの座を射止められるか?
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デザインの比較と言いながら、スバルXVを選んだのは多少総合的な判断で、このクラスだと、デザインにも気楽さや楽しさが優先されるかなぁという思いがあるのです。
XVって気楽に魅力的なんだよね……。CX-30はマツダ3がベースだけに、デザインの本質ではトップだけど、SUVのデザインとしては首位じゃない。
C-HRのデザインもとっても魅力的でカッコいいし、ジュークだって世界に影響を与えた。このクラスは世界的に大激戦なのですよ。
そんななか、マツダデザインの生真面目すぎるところは弱点だね。
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