なぜ今さらブーム到来!?? ディーゼル車が売れてる事情と要因


国内で買える魅力的なディーゼル車は?

マツダ CX-5。ディーゼル車はSKYACTIV-2.2Dをラインナップ。最高出力190ps、最大トルク45.9kgmを発揮。WLTCモード燃費は19.4km/L(2WD車)

 ディーゼルエンジン搭載車で最も推奨度の高い車種は、マツダ CX-5だろう。

 2.2Lのクリーンディーゼルターボは実用回転域の駆動力が高く、最大トルクはノーマルタイプのガソリンエンジンに当てはめると4.5L前後に相当する。しかも燃費性能も良好だ。
 CX-5は後席を含めて居住性が快適で、荷室容量にも余裕があり、機能や装備の割に価格を抑えた。売れ行きはエクストレイルと同等で、ミドルサイズSUVでは好調な部類に入る。

 コンパクトなSUVでは1.8Lクリーンディーゼルターボを搭載するCX-30、あるいは同じエンジンを搭載する5ドアハッチバック&セダンのマツダ3(旧アクセラ)も注目される。マツダ2(旧デミオ)は5ナンバーサイズに収まるコンパクトカーでありながら、1.5Lクリーンディーゼルターボを搭載する。

三菱 デリカD:5。改良新型は2.2Lディーゼルエンジンを搭載。最高出力145ps、最大トルク38.7kgm。WLTCモード燃費12.6km/L

 ミニバンではデリカD:5が注目車だ。悪路の走破力が優れ、ミニバンスタイルのSUVと呼べるクルマだから、ディーゼルとの相性も良い。

 欧州車では、BMW3シリーズなどのセダンを含めてディーゼル搭載車が豊富だ。日本でディーゼル人気が高いことから、輸入車では戦略的にディーゼルの価格を抑えることが多い。同排気量のガソリンエンジン搭載車に比べて、20~30万円の上乗せに収まる。

 そして、輸入車は概して価格が高いので、ガソリンエンジン車では取得価格をベースに課税される環境性能割の税額も上昇するが、クリーンディーゼルは前述の通り非課税だ。その結果、ガソリンとディーゼルの価格差の大半を税額の違いで取り戻せる。

ディーゼルエンジン車の扱いには注意も必要

 こういった事情もあり、ディーゼルの設定されている車種は、ほぼ例外なく販売比率を高めている。買い得なディーゼルを選べるのに、ガソリンエンジンの販売比率が多い車種はほとんどない。

 ただし、ディーゼルをあまり運転した経験のないユーザーが購入する時は、入念に試乗した方が良いだろう。

 今のディーゼルは以前に比べるとノイズや振動が減り、吹き上がりは滑らかになった。違和感は抑えられているが、ガソリンエンジンとは運転感覚が本質的に異なるからだ。

 ディーゼルは実用回転域の駆動力が高く、燃料代は安く、購入時の税額も低いためにメリットは多いが、最終的な判断は試乗した後で行いたい。

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