■CHAPTER-3 もっとガンバレ!? 日本の新世界クーペ
(TEXT/編集部)
欧州車ではベンツやBMW、アウディといったドイツのプレミアム3は、通常の4ドアセダンやSUVとは別に4ドアクーペとクーペSUVのボディバリエーションを次々と加えて、ラインナップを充実させている。
そのほか、ランボルギーニやマセラティといったスーパースポーツカーブランドもスポーティなSUVをラインナップに加えているのだが、そんな世界的な流れにやや乗り遅れてしまっているのが日本車だ。
日本車は世界でいち早く1980年代から1990年代にかけてカリーナEDをはじめとした4ドアクーペのような背の低いスタイリッシュサルーンが登場したにもかかわらず、現行モデルに4ドアクーペはなし。
クーペSUVも、マツダのCX-30が昨年(2019年)9月に登場したものの、三菱エクリプスクロス、トヨタC-HR、レクサスUXがある程度。マツダCX-3などもスタイリッシュでクーペSUV系のモデルといってもいいが、それでも車種数は少ないといえる。
●マツダ CX-30
●三菱 エクリプスクロス
●トヨタ C-HR
スバルがコンセプトカーを今年のジュネーブショーで発表していて、今後はそれの市販化が間違いなくありそうだが、そのほかにもクーペSUVを中心に新世界クーペの登場に期待したいところだ。
●スバル ヴィジヴ アドレナリン コンセプト
■CHAPTER-4 本家本元、正統派も集まれ! 世界の2ドアクーペ ベスト5
(TEXT/清水草一)
正統派クーペといえば2ドアクーペ。現行モデルの輸入車&国産車の2ドアクーペのデザインベスト5を選んでみた。今回は正統派クーペってことで、ミドシップやRRのスーパースポーツ系は除きました。
第5位は、ちょいムリヤリだけど、国産から唯一入選のマツダロードスターRF! 素のロードスターなら堂々と第2位くらいに入れたいんだけど、今回はクーペなので。
●5位 マツダ ロードスターRF
第4位は、もう10年選手ながら、マセラティのグラントゥーリズモ。あのニュッと突き出た口がたまらん。イタリアンアートそのものだ。
●4位 マセラティ グラントゥーリズモ
第3位は、アウディTTクーペ。なんだか地味な存在になっちゃってるけど、デザインはものすごく凝縮感が高くて美しい。コンパクトなクーペそのものが希少な存在になってるし、絶滅してほしくない美しさです。
●3位 アウディ TTクーペ
第2位は、ベントレーのコンチネンタルGT。これまたあんまり注目されないですけどね、実物を見るとすべての面の美しさに息を飲む。すべてが流れるように豊潤です。
●2位 ベントレー コンチネンタルGT
そして第1位は、ブッチギリでアストンマーチンDB11だ。この美しさの前には誰もがひれ伏すしかございません。
●1位 アストンマーチンDB11
■CHAPTER-4 4ドア&SUVの「新世界クーペ」、続々日本上陸!
最近も4ドアクーペとクーペSUVの新型車は続々と日本に上陸している。2019年10~11月には、BMW2シリーズグランクーペ、アストンマーチンDBXが日本で発表されたばかりだ。
●BMW 2シリーズグランクーペ
●アウディQ3スポーツバック
●アストンマーチンDBX
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