【BMW、アウディ、ベンツ…】 なぜいまクーペが世界を席巻しているのか?


■CHAPTER-4 4ドア&SUVの「新世界クーペ」、続々日本上陸!

 最近も4ドアクーペとクーペSUVの新型車は続々と日本に上陸している。2019年10~11月には、BMW2シリーズグランクーペ、アストンマーチンDBXが日本で発表されたばかりだ。

●BMW 2シリーズグランクーペ

BMWのコンパクトな4ドアクーペ、2シリーズグランクーペは10月31日に受注開始

●アウディQ3スポーツバック

アウディQ3に加わったスポーツバックは本国では発表ずみ。日本は2020年導入か?

●アストンマーチンDBX

アストンマーチン初のSUV、DBX。日本でも11月21日に発表された。価格は2299万5000円~

■まとめ なぜ「新世界クーペ」が増えているのか?

(TEXT/清水草一)

 現世は新世界クーペ花盛り。いったいナゼ?

 ひとつは、1980年代後半の日本同様、世界の景気がいいからでありましょう。

「俺は不景気だよ!」って言う人もいるでしょうが、日本はともかく、アメリカ経済は好調、欧州もまずまず。中国だって減速したけど、それでもケタはずれの経済成長ぶり。

 景気がよければ実用よりカッコ優先でクルマを選びたくなるってもんだ。逆に言うと、日本ではまだ新世界クーペが一部富裕層向けにとどまってるのは、相変わらず日本の景気はそれほど上向いてないからだ。

富裕層に人気を集めたポルシェカイエン。そのクーペ版も今年ラインナップに加わった

 もうひとつは、クルマが実用品から離れ、アクセサリー的要素が年々徐々に増しているからってのがある。

 クルマ選びの際、室内がどれだけ広いかとか、加速や燃費がどうだとか、ユーザー側はそれほど重視しなくなってきている。

 今のクルマはどれを買ってもある程度の性能は満たしていて、実用上困ることはないですから。あっても複数台所有で補える。

 だったらカッコで遊んで周囲から「イケてる~」って見られたほうがいい。そういうことなんじゃないか。

 まあ、日本ではまだあんまりそうなってないけれど、それでも一部にそういう動きは出てるよね。最大の要因は景気なんだよ!

◎ベストカーwebの『LINE@』がはじまりました!
(タッチ・クリックすると、スマホの方はLINEアプリが開きます)


次ページは : 【番外コラム】ステーションワゴンもクーペ化の時代