【ヤリス、ホンダeら新車続々誕生!!】2020年 日本クルマ界 変わるものと新型車一挙公開

 いよいよ2020年がやってくるのだが、果たして新車は「買い」の年なのか? 2020年にデビューが予定されているニューモデルは一覧表のとおり。そこで、どのモデルが買いなのか、メーカー別に流通ジャーナリスト、クルマ販売現場のプロフェッショナルである遠藤 徹氏に聞いてみた。

※この新車スケジュールは2019年12月時点で流通ジャーナリストの遠藤徹氏が各新車販売店にて聞き取り調査した結果をまとめたものであり、各メーカーから直接もたらされた情報ではありません。新型車の発表スケジュールについては、新情報が入り次第更新していきます
※この新車スケジュールは2019年12月時点で流通ジャーナリストの遠藤徹氏が各新車販売店にて聞き取り調査した結果をまとめたものであり、各メーカーから直接もたらされた情報ではありません。新型車の発表スケジュールについては、新情報が入り次第更新していきます

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 まず、トヨタですが新型に切り替わるハリアーに注目したいですね。現在、販売絶好調のRAV4と一部ユーザー層がかぶっていたこともあり、新型は上級シフトして誕生するようです。

2013年のデビューから7年ぶりに新型に切り替わるハリアー(写真は現行型)。次期型はやや上級にシフトする可能性が高いようだ

 設定するエンジンはRAV4と同じ直4、2L NAと直4、2.5Lハイブリッドですが、コンセプトを分けてクラスを変えてきます。3列シート車も設定されるようで、どちらかというとレクサス車に近いポジションになるようです。

 早ければトヨタの販売店が統合される5月にもフルモデルチェンジ(以下FMCと表記)される可能性があります。

 日産は夏に登場するクロスオーバーSUVのエクストレイルのFMCですね。軽を除いた登録車では2016年の現行セレナ以降、まったくFMCやブランニューモデルが出ていない日産ですから、かなり力の入った刷新になるようです。

 e-POWER戦略を進める日産ですが、新型エクストレイルでも当然採用される可能性は高いです。いっぽうで現行2Lの1モーターハイブリッドを継続採用し、e-POWERの設定を見送るかもしれないと販売店筋ではみているようです。

 同じく三菱のアウトランダーPHEVもFMCされますが、こちらにも注目です。前述の日産エクストレイルと共通のプラットフォームを採用しながら、三菱独自のS-AWDに磨きをかけてきます。

 厳しいのはホンダですね。秋に新型EVのeを投入予定ですが、価格の高さもあって台数的には厳しく、リーフを超えるのは難しいでしょう。

400万円とも言われているホンダeの価格

 ホンダでは2月のフィットが当然ながら最大の注目モデルとなりますが、2019年秋にマイチェンされたフリードも狙い目です。特にSUV風のスタイルにしたクロスターは好調で、2020年には値引き条件もよくなってくると思います。

 そのほかでは、2019年は新車の出なかったスバルがレヴォーグをFMCして巻き返してきそうです。1.8L直噴ターボは新規開発で、先進安全装備のアイサイトもいよいよ最新版になります。

 軽自動車ではNMKVのデイズルークス&eKスペース、ホンダの新型N-ONEにスズキの新型ハスラー&新型アルト、ダイハツのハスラー対抗クロスオーバー(タフト)に新型ムーヴなど百花繚乱。2020年も軽販売は熱いです。

初代は納期半年待ちの大人気となったハスラーだが、この2代目も受注は好調で人気のようだ

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