残価設定ローンがお得で人気
新型車の売りとなっているのは直線的でより個性的なエクステリアデザイン、室内のシート、ダッシュボードなどおしゃれ感覚の仕立て、マイルドハイブリッドの採用による性能向上と低燃費の両立、セーフティサポートによる進化した安全対策の強化などが上げられる。
SUVは最近のトレンドになっており、本格的な軽自動車のクロスオーバータイプは今のところハスラーだけであるから、同モデルに受注が集中している側面がある。ユーザー構成は20代から50代までの幅広い層になっている。
初代モデルはソフトでキュートなエクステリアデザインで女性ユーザーも多かったが、現行2代目は直線的でワイルドなボディシェルにしたことで男性シフトが強まっている傾向がある。
3月末までは残価設定クレジットの「かえるプラン」で実質年率1.9%と通常の3.5%を1.6ポイント引き下げて実施しており、このキャンペーン効果も追い風に一役買っている。
首都圏にあるスズキアリーナ店でハイブリッドXターボ(車両本体価格179万7400円)にドアバイザー、フロアマット、ドライブレコーダー 、ETC、ナビ、ボディコートなど15万円程度の付属品を付けて弾いて貰うと法定、法定外諸費用を含めて210万円弱と出た。
値引きは初回答で5万円という。1.9%の残価設定クレジットキャンペーンのサービスぶんや多数のバックオーダーを抱えているためか、かなり引き締めている状況にある。
証言:首都圏スズキアリーナ店営業担当者
新型ハスラーは初代モデルほどの爆発的な人気の高さではないが、それでも目標台数は大幅に上回る趨勢となっている。今のところは多くが初代モデルの前半に購入したユーザーの代替えが目立っている。
ジムニーはまだ10カ月以上も待つので、新型ハスラーに切り替えるお客さんもかなりいる。
大半は最上級のXターボを購入している。モノトーンと2トーンは半々くらいの割合だ。
30代の若いファミリーが小さい子供を連れて海や山、ハイキング出かけるのに便利な乗り物として愛用するようなケースを想定しているようだ。
最近は60%以上が残価設定クレジットを利用しており、今回のような1.9%の低金利だと、通常の3.5%よりも5年60回払いで20万円以上の得になるので余計に利用率が高くなっている。
旧型の前期モデルでも下取り車の価格が比較的高いので、代替えしてくれている。
値引きは車両本体からは5万円以内に抑えるようにしている。夏になるとダイハツが新型タフトを発売し、競争が激しくなるので、今のうちに可能な限り多く売っておきたいという気持ちはある。
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