■三菱 次期型アウトランダーは次期型エクストレイルと初のパーツ共用化でコストダウン
三菱自動車は2020年秋にもミディアムSUVのアウトランダーをフルモデルチェンジします。
同モデルは日産の次期型エクストレイルとプラットフォーム、パワートレーン、トランスミッション、駆動系などかなりの部分でパーツを共用化し、大幅なコストダウンを図る見込みです。
ただし、内外装のデザイン処理、味付けは別仕立てとなって、コンセプト分けを明確にするものと思われます。
電動系のパワーユニットは、PHEVについては三菱自動車、ハイブリッドは日産の各独自開発ですから、お互いにユニット供給し合うことで開発投資の負担減が図れるといったメリットも活用できる強みがあります。
コンセプトとしてはエクストレイルを4WD中心のラフロード派、アウトランダーをシティ感覚のクロスオーバー派と分けることで競合を避けるものと思われます。
■ホンダ 新型フィットは2020年2月13日発表 14日発売
ホンダは新型フィットを2020年2月13日に発表、14日に発売開始します。
すでに2019年12月中旬から先行予約を開始しており、好調な滑り出しを見せています。その多くは1.5Lハイブリッド車で占められています。
納期はすでに3月以降となっており、受注累計は1万台を突破している見込みです。正式に発売になれば、さらに納期は5月にずれ込む見通しとなっています。
発売までの事前受注目標は3万台以上と強気の設定をしています。
■ダイハツ ロッキーが16位。登録車メーカー別で初の4番手に浮上
ダイハツが2019年11月5日に発表、発売した新型コンパクトSUVのロッキーの販売が絶好調の立ち上がりを見せています。11月の登録台数が4294台で計画の2倍以上となっているのです。
登録車の車名別ランキングは16位であり、スバル、スズキ、マツダを上回り、初めてメーカー別ランキングでトヨタ、日産、ホンダに次いで4番手に浮上しました。
これまでは7番手が最高でしたが、今回で3社の有力モデルを超えました。
ダイハツが開発生産し、トヨタにOEM供給している姉妹車のライズは11月の登録台数が7484台、ランキング4位で初めてSUV分野のトップブランドにランクされました。
両モデルを合わせると1万1778台で、ダイハツの池田工場は休日出勤や残業でのフル生産が続いています。
■トヨタ 新世代セダンのラインナップは5車種体制か?
トヨタは2020~2022年に量販戦略モデルにおける新世代セダンのラインナップを再構築する見込みです。
現在トヨタのセダンはクラウンを頂点にカムリ、プレミオ/アリオン、カローラの4モデル系を揃えます。
このうちクラウン、カムリ、カローラの3車種は継続しますが、プレミオ/アリオンは統合し、2L中心のミディアムクラスとした世代交代モデルを投入します。
また、これに1.5L中心のコンパクトクラスを新規開発し、合わせて5車種の体制を揃える方向のラインナップを進めています。
プレミオ/アリオンはプレミオにブランドを1本化する方向ですが、新しいネーミングの採用案も浮上しています。
いずれもTNGAのプラットフォームを採用し、パワーユニットは3.5L、2.5L、2L、1.8L、1.5Lの各ハイブリッドを中心に搭載しますが、1.8Lは2Lに統合し廃止する可能性もあります。
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