次回大会への光明が!!
ただし、もちろん得るところも大いにあって、燃費をどうやって向上させるかについては面白いヒントがみつかった。
作戦の関係で、ワタクシ鈴木直也はラスト3周を担当したのですが、実は180分経過=チェッカーと誤解して1周早くスローダウン。その時点で15.1km/Lだった燃費が、1周半(最終ラップと燃費確認ポイントまでの移動)スロー走行したことで15.5km/Lまで上昇するのを体験したのだ。
計算してみると、この最後の1周半の燃費は37.7km/L。EV走行ぶんがあるにしても、まだまだ燃費を向上させる余地があるってことだよね、これは。
これまでの結果をふりかえると、我がチームはレース順位は常に上位でフィニッシュする実力を持っているのだが、課題は燃費とペナルティ。
我々と同クラスでトップのチームは19.0km/Lを記録していて、つまりここに届かない限りクラス優勝はない。
次回はノーペナルティ、燃費19.0km/Lを目標に、我がベストカーチムはますます精進する所存でございます!
次回のエコカーカップは2021年開催
エコカーカップは毎年2月と9月の2回開催されている。今回は2020年の冬の決戦だったわけだが、2020年の夏の決戦は富士スピードウェイが東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技の会場になるため、残念ながら開催されない。
ということで、次回のエコカーカップは、2021年2月13日(土)の開催予定となっていて、すでにエコカーカップ2021のホームページもできている。参戦の募集については、2020年12月1日から開始される。
変更などがあった場合は、ホームページで告知されるので要チェック。
今回のレースについても、初めてエコカーカップに参戦した人が半数近くもいたように、ベテランからビギナーまでがそれぞれが楽しめるイベントがエコカーカップだ。
ここ数年のエコカーカップ人気は凄まじく、エントリーが殺到するので、参戦したい人は早めのエントリーがオススメだ。
デジスパイスはサーキット走行の必需品
鈴木直也氏の原稿にもあったとおり、ベストカーWebチームのプリウスにはデジスパイスIIIを装着して参戦。
このデジスパイスIIIは超小型GPSロガーと解析ソフトを組み合わせたスポーツドライビング解析システムでデータロガーとして人気絶大の商品だ。価格は4万4000円(税込み)だ。
富士スピードウェイでもオフィシャルで使っているし、プロドライバー御用達ということで、サーキット走行には欠かせないアイテムとなっている。
手のひらサイズで軽量コンパクト。ルーフなどに貼り付けるだけでOKの優れもの。充電式なので配線の必要がないものうれしい。無料アプリをスマホやタブレットにダウンロードすればすぐに使用できる手軽さも魅力だ。
最高速、走行距離といった車両の各種データを取得し、解析することができるのはもちろんのこと、データをダウンロードすることでプロドライバーの走りやスーパーGTマシンとの違いなどを比較することもできる。
今回エコカーカップでは主にラップタイマーとして使用し、3分15秒という規定タイムとの差が一目瞭然でわかりドライバーからも大好評。
サーキット走行で使用する場合、国際コースからミニサーキットまで幅広く対応しているので「速く走りたい」、「タイムを縮めたい」人にオススメだ。
コメント
コメントの使い方