2025年11月6日(木)〜9日(日)に開催される『FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 フォーラムエイト・ラリージャパン2025』の概要が、7月17日に発表された。今年で4年連続の開催となる日本ラウンドは、ついに新局面へ突入! そのキーワードはズバリ――「体感するラリー」だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
“観る”から“感じる”へ。キーワードは『体感』
ラリージャパン2025実行委員会会長を務める太田稔彦・豊田市長は、「競技の魅力、地域の盛り上がり、観戦者の参加感――この三位一体の“体感”によって、ラリーの理解や共感、そして楽しさを高め、ラリー文化を根づかせたい」と語った。
ただ観戦するだけじゃない。肌で感じ、心で熱狂できるラリー体験が、ここ日本で味わえるのだ!
2025年の注目ステージはココだ!
新コースも続々登場し、見どころ満載のラリージャパン2025。どんなルートが待ち受けているのか、詳細を見てみよう。
●鞍ケ池公園で開幕SS! “観戦しやすいスタート”に進化
初日のシェイクダウン(SD)は例年通り鞍ケ池公園だが、今年はなんとそのSDコースをそのまま使って“鞍ケ池公園SSS”としてSS1がスタート。観戦エリアの整備にも期待大だ!
●ナイトステージの「豊田市SSS」! 市街地にラリーカーが爆走
最大の注目は、豊田市街地を夜間に駆け抜ける「豊田市SSS」。スカイホール豊田と白浜公園を結ぶコースで、11月8日(土)=競技3日目の最終SS14に設定されている。ラリーカーが夜の市街地全開で突っ走り、豊田大橋付近でフィニッシュを迎えるコースだが、これは映えるぞ!
●四季桜の名所「小原SS」が初登場!
もうひとつの新コースが、紅葉と四季桜が咲き誇る小原地区の「小原SS」。林道からスタートするためハイスピードなレイアウトになる予定で、地元の協力体制も万全とのこと。
●岡崎SSSは昼開催に変更! 伊勢神トンネルは逆走に
去年は夜開催だった岡崎中央総合公園のSSSが、今年は最終日11月9日(日)の昼間に実施される。また、人気の伊勢神トンネルSSは逆走ルートになるというから、熟練ファンも新鮮に楽しめそうだ。
●三河湖パワーステージ&セレモニアルフィニッシュは健在
最終ステージには昨年同様の三河湖パワーステージ、そしてゴールはいつもの豊田スタジアムでのセレモニアルフィニッシュ。伝統と進化がバランスよく融合されているのが今年の特徴だ。
昨年は競技中に一般車両が誤ってSSに侵入するアクシデントが発生。今年はこれを受けて、コース設計も「一般車両が入りづらい構造」に見直し中。高桑春雄・競技長によると、コースレイアウトの約95%がすでに完成しており、残る部分も入念に調整していくとのことだ。
チケットは7月17日から先行販売スタート!
観戦チケットの抽選先行販売は7月17日(木)13時からスタート!
続いて、開催市町村限定の抽選販売が8月16日(土)~19日(火)、そして一般販売は8月23日(土)10時から先着順で開始される。
チケットには、
・鞍ケ池公園シェイクダウン&SSSのセット券
・豊田市SSS観戦券(同日の豊田スタジアム入場権付き)
・豊田スタジアム4日間パス割引販売
・岡崎SSS・山間部のパーク&ライド観戦券(マイカー乗入の同乗者増による割引率アップ)
・11月9日(日)の無料招待(豊田スタジアム 親子1万名/岡崎SSS子ども1000名)
など、お得で魅力的なラインナップが揃っている。詳細は公式サイトを要チェック!
都心でラリー体感イベントも開催中!
さらに東京・池袋では、7月17日(木)〜20日(日)までの4日間、「ラリージャパン2025体感inフェス」を中池袋公園で開催中! ラリージャパン気分を都心で先取りできるぞ!








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