移動できる“新しい住まい”として注目を集めるトレーラーハウス。全国1000人を対象に「住んでみたい都道府県」を調査した結果、圧倒的1位は“北海道”! 自由な暮らしを求める人々が選んだ理由や、クルマとの相性が良い地域を詳しく紹介する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
トレーラーハウス×クルマ旅が似合う街は? 1位はダントツで北海道!
「自由に旅して、そのまま暮らす」──そんなライフスタイルの象徴として人気を集めるトレーラーハウス。株式会社NEXERとルクラ株式会社が実施した調査(2025年9月実施、回答数1000件)では、「トレーラーハウスで住んでみたい都道府県」ランキングの結果が発表された。
その第1位に輝いたのは、381票を獲得した北海道。2位の沖縄県(107票)を大きく引き離す圧倒的な支持を得た。
北海道が人気の理由
「広い土地で車移動に向いている」「雄大な自然の中でのびのび暮らしたい」などの声が多数。ドライブが日常の一部になる北海道では、トレーラーハウスとの親和性が抜群だ。
雪景色、草原、海沿いと、四季ごとに表情を変える風景を“自分の家ごと”味わえる点も魅力だろう。
実際に「観光地が点在しているので、寝泊まりしながら巡るのにちょうどいい」(20代女性)といったコメントも寄せられており、移動×居住の融合が理想の生活として受け止められているようだ。
南国の自由を求める人に人気の「沖縄県」
続く第2位は沖縄県(107票)。「冬でも暖かい」「海を眺めながら暮らしたい」など、南国の開放的な雰囲気に憧れる声が目立った。トレーラーハウスで潮風を感じながら過ごす時間──そんなリゾートライフへの憧れが支持を集めたようだ。
第3位は自然と温泉のバランスが魅力の「長野県」
第3位の長野県(58票)は、四季折々の自然と山並みに囲まれた環境が評価された。「道の駅で新鮮な食材が手に入りそう」「空気が澄んでいて気持ちいい」といった声もあり、キャンピングカー文化が根づく同県ではトレーラーハウスの相性も高い。
都会派にも人気の東京・静岡エリア
第4位の東京都(45票)は「家賃が高いから」「便利で店が多い」と、現実的な理由での支持が目立った。
一方で第5位・静岡県(42票)は、「海も山もある」「気候が良くて快適」と、自然と利便性のバランスの良さが高く評価された。富士山を望みながら暮らせる“トレーラーハウスライフ”は、想像しただけでワクワクする。
クルマ好きが惹かれる「走る家」という選択肢
トレーラーハウスは、車両と切り離して設置もできるため、キャンピングカーとは違う“住居性の高さ”が特長だ。固定資産税がかからないケースもあり、近年はセカンドハウスや別荘利用としても注目されている。
ドライブ旅や車中泊ブームが広がる今、「マイカーと一緒に暮らす」という発想がより現実的になってきた。特に北海道や長野のように自然豊かで交通インフラが整った地域では、トレーラーハウス×自動車の新しいライフスタイルがさらに広がりを見せそうだ。

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