クルマが主役に戻ってきた!? 東京オートサロン2026直前にジャパンモビリティショー2025をあらためて振り返る!

旧車・キャンピングカー・トラックも見逃せない!

 会場奥では旧車コーナーが設けられ、昭和の街並みを再現した展示が多くの世代の来場者に懐かしさを呼び起こしていた。また、キャンピングカーや商用車の展示も近年の需要の高まりに応える内容で、多様なモビリティの形を示す場となっていた。

 一方、雑誌・書籍コーナーもあり、特にグランプリ出版は専門書を多数展示し、普段は書店で目にしづらい資料を求める来場者が列を作っていたことも印象的である。

 会期を通じて来場者数は多く、自動車文化の力強さは依然として健在であることを示した。自動車産業への関心の高さはもちろん、幅広い世代がそれぞれの視点で自動車を楽しむ姿が見られたことが印象的だった。新技術、新モデル、歴史的車両、教育的展示など、世代と価値観を超えて自動車の魅力を共有できるイベントだったと言える。

 ただ、ポルシェやフォルクスワーゲン、アウディやフェラーリ、ランボルギーニなどは今回も不参加。複雑なマーケットの事情も垣間見えるのだった。

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