毎月200店以上の新車ディーラーを回り「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。
今回まずは、トヨタ シエンタの一部改良、ホンダ フリードモデューロXのマイナーチェンジ情報、ヴェゼルとシャトルに超金利の残価設定クレジット登場といった話題から。トヨタの販売店統合の進展についても触れる。
また、新型コロナウイルスの感染拡大による被害の広がりについて今わかっているすべてをお伝え。大変なときではあるが、メーカーさんには踏ん張っていただいて、ゆっくりでもいいので明るいニュースを届けてほしい。
●【画像ギャラリー】シエンタ フリード 新型コロナ… ギャラリーで最新の話題をクイックチェック!!!
※本稿は2020年4月のものです
文:遠藤徹/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年5月26日号
■トヨタ、シエンタを6月2日 一部改良
トヨタは6月2日にシエンタを一部改良します。今回の改良は内外装をほとんど変えず、グレード追加、ボディカラーの見直しなどが中心になります。
具体的には、グレードは3列シート仕様に最上級の「ファンベースG」を追加します。これはシート周りに合皮を採用し、装備面はLEDヘッドランプや踏み間違い防止装置、ICS(インテリジェントクリアランスソナー)などを標準装備したモデルです。
ボディカラーはグリーンメタリック、ブロンズメタリック、ダークブルーマイカメタリックの3色を追加し、2トーンのブラック&パール、ブルーメタリックマイカの2色を廃止します。
改良型の価格は4月下旬に決めて、先行予約をスタートさせます。従来モデルは在庫一掃セールに入っており、ガソリン車はほぼ売りつくしている状況にあります。
■ホンダ 5月下旬にフリード モデューロXをマイナーチェンジ
ホンダは5月下旬にもフリードのカスタマイズバージョンである「モデューロX」をマイナーチェンジして発売します。昨年10月にマイナーチェンジしたフリード現行モデルの新バージョンです。
今回のマイナーチェンジでは足回りを強化し、新デザインのアルミホイールを装備します。なお、モデューロXはフリードの最上級グレードに位置づけたモデルとなります。
コメント
コメントの使い方