やっぱりフィット&ヤリスは外せない!!? コスパで選ぶ300万円以下のオススメ国産車 5選

■人気のSUV・ミニバンにもコスパに優れたお薦めモデルあり!

 最初の2台はコンパクトカーだが、3番手はSUVのXVとした。

スバル XV(220万~292万6000円)…インプレッサベースのクロスオーバーSUV。1.6Lと2Lハイブリッドを設定。内装デザインはインプレッサとほぼ同じ。イチ押しグレードは2.0e-Lアイサイト(265万1000円)

 インプレッサスポーツがベースだから、ミドルサイズカーでは視界が優れ、後席も広くて快適だ。4名で乗車して荷物を積むスペースも充分な広さにしている。

 しかも全高を1550mmに抑えながら、最低地上高は200mmを確保した。立体駐車場で使えて、重心もあまり高くならずに、悪路のデコボコを乗り越えやすい。合理的に作り込んだ。

 2Lエンジンはハイブリッドシステムを使いながら価格は割安だ。買い得グレードの2.0 e-Lアイサイトは、4WDも搭載して265万1000円に抑えた。

 今の2Lはハイブリッドのみだが、以前の2Lノーマルエンジンに比べると、消費税を10%に補正して価格上昇を約12万円としている。マイルドハイブリッド並みに安い。

 コンパクトミニバンのシエンタもいい。シエンタは薄型燃料タンクを採用して、3列目シートの部分まで床を低く抑えた。

トヨタ シエンタ(180万9500~257万9500円)…コンパクトなサイズの3列シートミニバンだが、2018年9月のマイチェンで2列シート車も追加。インパネデザインも個性的。イチ押しグレードは1.5G(205万8100円・2WD)

 3列目の膝先空間は狭いが、床と座面の間隔は適度に確保したから、大人が多人数で乗車してもあまり窮屈に感じない。スライドドア部分の床面地上高は330mmだから、子どもや高齢者も乗り降りしやすい。

 また、3列目シートを2列目シートの下に格納すると、スッキリと広い荷室になり、荷室床面地上高も505mmと低めだから荷物を積みやすい。このようにシエンタは、薄型燃料タンクで床を低く抑えたことにより、コンパクトミニバンでありながら、ミドルサイズに匹敵する居住性と積載性を備える。

 しかも価格は割安で、1.5Lノーマルエンジンを搭載するGは205万8100円(7人乗り)だ。ヴォクシー&ノアに比べて約50万円安いので買い得感がある。

■EVのリーフは補助金を差し引けば300万円以下

 最後はリーフ。

日産 リーフ(332万6400~499万8400円)…CセグメントEVのリーフも補助金を考慮すれば300万円以下。2019年12月のマイチェンでカーナビ画面が9インチに拡大された。イチ押しグレードはS(332万6400円)

 本格的な3ナンバーサイズの電気自動車で、ノーマルタイプでもリチウムイオン電池の総電力量には40‌kWhの余裕がある(上級のe+は62kWh)。

 1回の充電で走れる距離も長く、WLTCモード走行で322km、JC08モードなら400kmに達する。動力性能にも余裕があり、通常走行の加速性能をガソリンエンジン車に当てはめると、3L前後の排気量に相当する。モーターの加速は滑らかで、エンジンがないから抜群に静かだ。

 しかもSグレードは、衝突被害軽減ブレーキやサイド&カーテンエアバッグなどを標準装着して、価格は332万6400円になる。

 この金額では300万円を超えるが、申請すると経済産業省によるCEV補助金が交付される。この金額は2019年度実績で42万円だ。補助金額を差し引くと290万6400円に収まり、本格的な電気自動車としては相当に買い得だ。

【画像ギャラリー】コスパで選ぶならこの5台! オススメモデルたちをイチオシグレードとともにギャラリーでチェック!!!

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