スバルは2020年11月5日、新型BRZのティザー写真を公開するとともに、日本時間11月18日23時(米国東海岸時間11月18日午前9時)に、新型BRZを世界初公開すると発表した。
86/BRZといえば、初代(現行型)が2012年3月に登場、2020年8月に生産を終了し、次期型がどうなるのかおおいに話題となっていた。それが今日、本日、先ほど、北米スバル(米国販売会社Subaru of America, Inc.)の公式Webサイト上で、公式写真が正式公開されたわけです。
以下、今回世界初公開された写真と概要、そして次期型86/BRZがどうなるのか、現在わかっている情報を整理してお伝えします。
文/ベストカーweb編集部
写真/SUBARU
【画像ギャラリー】世界初公開!! 新型スバルBRZ公式写真と新型86(市販型)予想CGイラスト公開!
正式発売は2022年春頃か?
スバルBRZ&トヨタ86はトヨタとスバルが共同開発により2012年に誕生したFRスポーツ。すでに現行BRZは2020年7月、トヨタ86も2020年9月に注文受付を終了している。
今回発表されたティザー写真はヘッドライトとバンパーの一部だが(上記サイト写真参照)、これはベストカー本誌が製作したCGイラスト(2020年9月製作)と酷似している。あくまでも予想だが、全体のフォルムもこのCGイラストのようになるのではないだろうか。
新型スバルBRZ&トヨタ86の中身はこうなる!
新型86とBRZは、プラットフォームを現行型と共通化する。1世代限りでプラットフォームを変更するのは、コストの面からも難しい。
現行型のプラットフォームを改良を加えたものだが、現行インプレッサ以降の前輪駆動車に幅広く使われるSGP(スバルグローバルプラットフォーム)の技術も多く盛り込まれるだろう。
ボディサイズは、ホイールベースの数値などを含めて現行型を踏襲する。現行型は狭いながらも実用的な後席と荷室を備え、全長は4300mm以下、全幅も1800mm以下と予想される。つまり、パッケージングに大きな変更はないということだ。
基本となるシャシーは現行型のキャリーオーバーだが、これまで重ねた改良から得られた知見が生かされ、新型と呼ぶにふさわしい剛性を得たものになる。
搭載されるエンジンは、現行の2Lから2.4L、水平対向4気筒のFA24型になると思われる。
現行型より400㏄増えた排気量はトルクアップに効果が大きく、最大トルクは現行2Lの21.6kgmから24.5kgm程度にまで増強、また最大トルク発生回転も引き下げられ、ドライバビリティは大きく向上する。
価格は300万円からになりそうだ。新型BRZが世界初公開されるのは2020年11月18日だが、今回公開された公式サイトを見るかぎり(「2022 SUBARU BRZ」とあるので)正式発売は2022年春頃になると予想する。
実車かプロトタイプかはまだ不明だが、2021年1月の東京オートサロンに出展される可能性が高いので、そこで見られるかもしれない。楽しみに待ちたい。続報が入り次第、お知らせします。
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