次期アウトバックは日本独自ボディに! WRX S4も新型は「ある」
現行型が終わるとなれば、当然、新型の存在も気になってくる。スバル広報部に問い合わせてみると、やはり、「現時点で発表できる情報はない」とのこと。
ただ、WRXシリーズについては、開発を進めていることを公表しているため、新型の登場を楽しみにお待ちいただきたいと付け加えてくれた。
しかし、多くのスバルファンの期待に応えるべく、さらに独自調査を進めた結果、販売のタイミングに関する情報をキャッチすることができた。
まず、レガシィアウトバックは次期型が存在する。しかも、すでに新型へとチェンジした米国仕様の単なる右ハンドル仕様ではなく、日本市場に合わせた改良が施されるようなのだ。
詳細は不明だが、どうやらボディに独自の仕様が施されるらしい。この点は期待が膨らむところだ。
WRXについては、現行型同様、CVT仕様に加え、MTのSTIが存在するようだが、詳細は不明。
ただ、いずれも2021年後半の発売となる見込みだ。これまでの情報よりも遅くなるが、コロナ下に置ける開発状況を鑑みると、当初の予定より延期された可能性は充分に考えられる。
ただ、続々と投入される新型車も、当然、今後に年次改良が行われることになる。スバルの開発体制を考慮すると、標準車となるWRXとWRX STIの投入タイミングが異なる可能性が高い。
来年最初に出るスバルの新車は新型BRZ
2021年に発売されるスバルのトップバッターは、どうやらBRZのよう。そのタイミングは、来春あたりとなるようだ。すでに2020年11月18日に、米国での世界初公開が予告されているだけに、来年の早いタイミングというのは現実的だ。
すでに『ベストカーWeb』でもお伝えしているが、BRZは新世代プラットフォーム「SGP」ではなく、現行型のものをアップデートされるようだ。
BRZと姉妹車トヨタ86は、スバルの他のラインアップと異なる専用工場で生産が行われているため、FRのために改良した現行プラットフォームに最新の技術を組み込んだ新型とすることも現実的な選択といえる。
誤解してはいけないのは、キャリーオーバーが決してネガティブなことではないことだ。現行型と共有可能なパーツを増やすことで、スバルがトヨタと取り組むFRスポーツカー文化を守ることにもつながるからだ。
2世代でパーツの共有化できるパーツがあれば、現行型のより長く安定した部品供給が可能となる。事実、初代ユーノスロードスターの部品の多くが現在も入手可能なのは、2代目となるNBなどとの共有パーツの存在が大きい。
再び世界ではコロナウイルス感染拡大のニュースが報じられる今、日本にも、今後どのような影響があるかは計り知れない。
ただレガシィ アウトバックとWRX シリーズの後続車が存在するのは確実で期待して良い。また続報が入り次第、お届けしたい。
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