日産新型ローグ&マグナイト全情報 ド派手!! でも見慣れると案外いい…??

■北米は2.5L一本だが、日本仕様はe-POWER!

 そして、新型で注目なのが新型プラットフォームを採用したこと。運動性能、快適性、安全性能がより向上しているというから期待が高まる。

ここからは内装を紹介しよう。オフロードが似合う力強いスタイルのエクステリアとは雰囲気が変わって、高級感のあるラグジュアリなインテリア。メーターは液晶ディスプレイ式を採用
ここからは内装を紹介しよう。オフロードが似合う力強いスタイルのエクステリアとは雰囲気が変わって、高級感のあるラグジュアリなインテリア。メーターは液晶ディスプレイ式を採用

 さらに新型の目玉となるのが充実した先進安全装備と運転支援システムだ。

「歩行者検知機能付き緊急自動ブレーキ」「ブラインドスポットアラート」「リアクロストラフィックアラート」「リア自動ブレーキ」「車線逸脱警報」、「ハイビームアシスト」という6つの運転支援機能で構成される「日産セーフティシールド360°」を装備。

 さらに最上級グレードには最新の「プロパイロット2.0」に相当するナビリンク付きのプロパイロットが標準装備される。

上級グレードはセミアニリン仕上げのレザーシートを装備
上級グレードはセミアニリン仕上げのレザーシートを装備

 パワーユニットは、北米仕様では先代モデルから改良され、パワーが11psアップした2.5L直4エンジン(181ps/25.0kgm)の1種類のみ。

 トランスミッションはCVT、駆動方式はFFと4WDが設定される。

 しかし、日本に導入される際にはe-POWERが搭載される予定。

ラゲッジスペースは、5人乗車ができる状態では先代モデルとほぼ同レベルの容量を確保する
ラゲッジスペースは、5人乗車ができる状態では先代モデルとほぼ同レベルの容量を確保する

 新型ノートのe-POWERをベースにした最新システムの高出力型で、省燃費と力強い走りをさらに高次元で両立するもの、という情報があり、次期エクストレイルの登場が楽しみだ。

 なお、新型ローグの米国での価格は、日本円で約268万~約385万円となる。

エンジンは2.5L直4のQR25DE型。従来の改良型で、最高出力は11psアップの181psを発揮
エンジンは2.5L直4のQR25DE型。従来の改良型で、最高出力は11psアップの181psを発揮

■新型ローグ 主要諸元
・全長×全幅×全高:4648×1839×1699mm
・ホイールベース:2705mm
・車両重量・1650kg
・エンジン:直4DOHC
・排気量:2488cc
・最高出力:181ps/6000rpm
・最大トルク:25.0kgm/3600rpm
・ミッション:CVT
・サスペンション 前/後:ストラット/トーションビーム
・価格(日本円で換算):268万円~

■日産マグナイト発表インドで2021年発売(10月21日世界初公開)

 日産が新型コンパクトSUVの「マグナイト」を10月21日に発表した。

 マグナイトは、日産が今年5月に発表した事業構造計画「NISSAN NEXT」において、今後18カ月内の投入が予告された12車種の一台。

力強く若々しい印象のあるエクステリアデザイン。全体的に今年発売されたキックスにも似たフォルムといえる
力強く若々しい印象のあるエクステリアデザイン。全体的に今年発売されたキックスにも似たフォルムといえる

 2021年初頭にインドで発売し、その後、そのほかの地域でも発売を予定している。

 スペックや価格などの詳細は今回公開されなかったが、インドでは日産初の全長4m以下のSUVになるという。

 サイズとしては欧州のBセグメントに分類され、日本で今年6月に発売されたSUVのキックス(全長4290mm)よりもひと回り小さなスモールSUVになる。

 なお、最低地上高は205mmとキックスよりも35mmも高く、荒れた路面でも安心して走れるクリアランスを確保している。

 パワーユニットは新型の1Lターボエンジンを搭載。

 新制御ロジックを採用したCVTが組み合わされ、街乗りでも高速道路でもスムーズな走りを実現するという。

エンジンは1Lターボを搭載。ミラーボアシリンダーコーティング技術を採用し、スムーズな加速と低燃費を実現する
エンジンは1Lターボを搭載。ミラーボアシリンダーコーティング技術を採用し、スムーズな加速と低燃費を実現する

 メーターには7インチの液晶ディスプレイを採用し、車両情報などを表示。

 センターコンソールにはApple CarPlayなどに対応した8インチのタッチスクリーンを装備。自車周囲の障害物を確認できるアラウンドビューモニターなども表示する。

メーターパネルに液晶ディスプレイを採用。センターコンソールには8インチのタッチスクリーンを装備する
メーターパネルに液晶ディスプレイを採用。センターコンソールには8インチのタッチスクリーンを装備する

 さらに機能面では、坂道発進をサポートするヒルスタートアシストなど、多くのサポート機能を採用している。

 メインターゲットはインドだが、日本でデザインされ、日本の栃木試験場を使って開発されたというマグナイト。ぜひ日本での発売も検討してみてほしい。

前席はゆったりとした空間を確保。後席も足元スペースのゆとりをしっかりと確保している
前席はゆったりとした空間を確保。後席も足元スペースのゆとりをしっかりと確保している

【画像ギャラリー】「日産新時代の旗手」!!? 歴代モデルから最新型ローグ(エクストレイル)、マグナイトの画像をギャラリーでチェック!!!(33枚)

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