■そして未来へ……7代目 フェアレディZが2022年デビュー予定
現在のZ34型が6代目となるフェアレディZ。2020年9月15日に”プロトタイプ”として新型モデルが公開された。
この7代目となる新型Z、ホイールベースやAピラーからルーフラインを見ると、Z34型の形状を色濃く受け継いでいることがわかる。プラットフォームの基本部分を活用しながら、内外装デザインを一新し、さらに待望のV6、3Lツインターボを搭載するとともに、これらに合わせてサスペンションを大幅に変更して操縦性を高めるなど進化させているという。
それにしても、Z34に対し全長を122mmも延長しているのに、むしろシュッとコンパクトに見せるデザインの妙は見事。どこから見ても「フェレディZ」だとひと目でわかる姿を作り出している。
エンジンはスカイラインに搭載される405ps/48.4kgmを発揮するV6、3Lツインターボ。プロトタイプではスカイラインにはなかった6速MT仕様となっていたが、最新の情報では、当然設定されるAT仕様は現行型やスカイラインの7速ではなく、9速ATが組み合わされるという。
日産の内田社長も、開発責任者の田村CPSも「ほぼ最終形」という新型Zの完成度は高く、市販開始が楽しみ。2年後にはデビューしているはずだ。Zの未来は明るい!
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