【池袋暴走事故】事故記録装置で判明した“踏み間違い”は100%正確!? 誤データ「あり得ない」 認定アナリストの眼

【池袋暴走事故】事故記録装置で判明した“踏み間違い”は100%正確!? 誤データ「あり得ない」 認定アナリストの眼

 先日、いわゆる「池袋暴走事故」に関する第5回目の裁判が開かれた。

 検察側はこれまでと同じように「(事故の)原因は、アクセルとブレーキの踏み間違い」としているのに対して、被告人弁護側は経年劣化によって「電気系統のトラブルでブレーキが効かなかった可能性は否定できない」と訴えている。

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 「アクセルとブレーキの踏み間違い」という事故原因の分析には、EDRと呼ばれる事故記録装置が大きく役立っており、これは今日のほとんどの新車に装備されている。

 被告人弁護側は、クルマの側にトラブルが発生したとの主張を続けているが、果たして事故記録装置のデータが誤りである可能性はあるのか? 日本に数少ないEDRの認定資格「CDRアナリスト」で、レーシングドライバーの松田秀士氏が解説する。

文/松田秀士 写真/Bosch、TOYOTA、編集部

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