■進化を続けるV10ピッコロランボ HURACAN(ウラカン)
ウラカンはミドシップランボルギーニとして最も売れたガヤルドの後継モデルとして2014年から日本でも販売開始し、人気が高い。
全長4520×全幅1935×全高1165mmのボディサイズはガヤルドより若干ワイドで長い程度。
2019年からウラカンはEVO(エボ)に進化し、今や貴重となったV10エンジンは5.2L、640ps/61.2kgmで、最高速325km/h、0~100km/hは2.9秒(公表値)をマークする。
4WDのほか、後輪駆動のRWDも設定されている。
昨年末には、サーキットスペシャルとも言うべき軽量化されて独自チューニングを施したSTOを発表。
ガヤルド同様にクーペとスパイダーをラインナップしていて、日本での価格は、クーペが2653万~4125万円、スパイダーが2919万~3611万円。
■伝統のV12搭載のフラッグシップ AVENTADOR S(アヴェンタドール)
ランボルギーニのV12エンジンのフラッグシップモデルがアヴェンタドールで、2011年のデビューだから10年が経過しようとしている。しかし、2016年にアヴェンタドールSに進化。
基本設計は10年前とはいえ、エキゾチックで迫力満点のエクステリアデザインは色褪せることなく輝いている。
ボディサイズは全長4797×全幅2030×全高1136mm。
ランボ伝統の6.5L、V12エンジンは、740ps/70.4kgmのスペックで、最高速は350km/h超と公表されているとおり、何から何まで規格外だ。
クーペとロードスターをラインナップし、スパイダーの非日常感はハンパない。
軽量化が施されたSVJの人気が高い。
日本での価格は、4575万~6285万円と、これまたスーパー!
■究極の愉悦 超限定ランボ
●レヴェントン(2008年)…ムルシエラゴをベースとしたスペシャルランボで、限定20台、約1億6000万円で販売し速攻で完売
●レヴェントンロードスター(2010年)…クーペの2年後にロードスターを20台限定で販売。クーペに比べてパワーアップするなど進化させていた
●セストエレメント(2010年)…徹底的にカーボンにこだわり、惜しげもなくカーボンを使ったガヤルドベースの超限定車
●アヴェンタドールJ(2012年)…イオタの再来と言われたワンオフモデルで、世界中のランボマニア垂涎のモデル
●ヴェネーノ(2013年)…ランボルギーニ創立50周年を記念したワンオフモデルの予定だったが、3台生産
●ヴェネーノロードスター(2014年)…ファンの要望を受けてロードスターを9台販売。その価格は約4億円!
●チェンテナリオ(2017年)…創始者のフェルッチオの生誕100周年記念車でクーペ、スパイダー合計で40台販売
●SC18(2019年)…モータースポーツ部門のスクアドラ・コルセが手掛けたワンオフ第1弾
●シアン(2019年)…フェルディナント・ピエヒ元VW会長に捧げるモデルで、価格は約4億円
●SC20(2020年)…スクアドラ・コルセが手がけたワンオフ第2弾で、最新の超限定車
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