■「最近はやや高齢化」証言1:首都圏トヨペット店営業担当者
新型ハリアーは引き続き好調な販売推移となっている。これだけの高額な価格帯だから、主要購買年齢層は40代以降の中高年層になっている。下取り車は歴代ハリアーのほかにはマークX、マークII、プレミオなどからのセダンが目に付く。
支払いは多くが5年程度の残価設定クレジットであり、最近は現金での2回払いも目立つようになっている。電動化志向の強まりでハイブリッド車の販売比率が高まる傾向が強くなっている。
■「とてもありがたい存在」証言2:首都圏トヨタ店営業担当者
新型ハリアーが好調なのはモデルそのものの人気の高さもあるが、ほかに直接競合できるライバル車が存在しないからだ。クラウンやアリオンなどのセダン、生産中止になったエスティマ、アイシスなどのミニバンからの代替えが目立っている。マージン幅がたっぷりあり、台あたりの収益が高いので、販売店にとってはありがたい存在だ。半年待ちで納車しないと儲けにならないので困っている面もあるが、半年前に受注した分は確実に納車出来ているので助かっている。
7月から現行モデル発売後2年目に入るので、以降は多少納期が短縮傾向になると予想している。4系列店併売だが、まだトヨタ系列店同士での競合はあまり激しくなっていない。
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