■乗用車についていえば電気自動車が最もリーズナブル
そもそもカローラクラスのサイズで航続距離450kmだったら電気自動車のほうが安いし効率いいと思う。
ここにきて急速に電池価格は下がっており、5年もしたらハイブリッド車と電気自動車、同じくらいの価格になるだろう。
乗用車についていえば電気自動車が最もリーズナブルなパワーユニットになる。
ただ競技車両だと水素エンジンも大いにありうる。例えばWRCのSSは大半が40km以内。リアシートスペース使って8kgの水素タンク積めば全開で走りきれることだろう。
水素充填は各SSのスタート前に行えばOK。水素タンクってカーボン製のため案外軽い。重量増だって許容範囲だと思う。何より音などを存分に楽しめる。もちろん燃料電池だってイケます。
「カーボンフリー」という点だけ決めておき、パワーユニットは自由というレギュレーションだっていいだろう。
水素エンジンの妙味はディーゼル代替という使い方かもしれない。大型車両なら水素を液体で搭載することもできる。
液体水素なら短時間で使い切ることを前提とすれば、高圧水素タンクよりずっと安価&コンパクトに作れることだろう。補給も高圧水素より簡単なシステムですむ。
また、同じスペースなら圧縮水素の2倍以上の水素を搭載できる。こういった使い方だと水素エンジンが有利です。
技術の可能性って面白い!
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